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国際関係・安全保障論

2802チバQ:2012/08/25(土) 20:13:04
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120825/chb12082507010000-n1.htm
陸自下志津駐屯地司令の「戦い方」
2012.8.25 07:00 [羽成哲郎のぴーなっつ通信]

陸上自衛隊下志津駐屯地の盆踊り大会に花火で色を添えた=千葉市若葉区(自衛隊提供)
 8日(水) 7日の立秋で猛暑が一息の感。千葉市若葉区の陸上自衛隊下志津駐屯地で開かれた盆踊り大会へ。周辺住民との交流のため開放されている。この日ばかりは浴衣姿の掛川壽一司令(陸将補)がにやっとしてこういう。

 「隊員が1000人でお客さんが27000人、1人あたり20人以上。いくら自衛隊でもそんなにいっぺんに相手はできません」

 5月の記念式典では掛川司令が自衛隊には「血を流す覚悟」が必要だと訓示している。明治の軍人のようにいかついかといえば、むしろ逆だ。

 「これからの自衛隊には多様性が求められると思うんですよ」

 ソ連がロシアになって「敵」でなくなり、敵味方の単純な思考では乗り切れないということのようだ。35年前、防衛大学校に入っていきなり丸刈りにされたこと、ゲームばかりやっている最近の若い隊員、国連平和維持活動(PKO)での武器使用、冷戦終結が米軍に与えた影響−など早口で話し込む。

 話題は自然と五輪へ。柔道の不振について「もっと幅広く世界をみたほうがいいですね」という。悲壮感を漂わせている時点で負け。余裕をもって相手に臨むことが大事だ。自らの国際会議での経験を交えながらの分析だった。

 下志津駐屯地には全国の高射砲部隊の訓練を行う高射学校と東部方面隊所属の第2高射特科群などの部隊がある。弾道ミサイル以外の防空を担う。千葉県南部22市町村の防衛、災害派遣も守備範囲だ。

 そんな基地もこの日はお祭り気分。総選挙間近でとってつけたように「よろしく」とお願いする議員もいた。自衛隊への共感と理解が進むのは結構だ。だがどれだけの人が自衛隊の任務と覚悟を分かっているのだろう。その対比に寒々しい思いの夏の一夜だった。  (千葉総局長 羽成哲郎)


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