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国際関係・安全保障論

2761チバQ:2012/06/12(火) 19:38:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120612-OYT8T00017.htm
地元「露骨なアメとムチ」 開港歓迎ムードに冷や水

 「露骨なアメとムチだ」――。新型輸送機「MV22オスプレイ」を米海兵隊岩国基地(岩国市)に一時駐機する政府案について、防衛省が岩国市と県に受け入れを要請した11日、地元から反発の声も上がった。岩国錦帯橋空港の年内開港が決まったばかりの歓迎ムードに水を差す国の動きに、米軍再編に容認姿勢の議員らも落胆。一方で福田良彦市長は「議会の意見を聞く」と冷静に受け止めた。

 岩国市役所を訪れた神風(じんぷう)英男防衛政務官は、福田市長らに一時駐機の理由について「(岩国基地は)港湾施設を有しており、安全、円滑に沖縄に配備できる。沖縄県民の不安解消にもつながる」と説明。「(オスプレイの事故は)米側から機体に不具合はなかったと報告を受けている」「試験飛行で市街地上空を飛ぶことはない」などとして、理解を求めた。

 これに対し、松本久次・市議会議長は「空港の開港日決定とセットになった『アメとムチ』。岩国に居続ける懸念もあり、市民の理解は得られない」と突き放した。

 県庁で応対した二井知事も神風政務官に対し、「(開港日決定を)喜んでいたところに冷や水を浴びせられた感じ。現時点では反対と言わざるを得ない」と不快感を示した。

 この日、同市役所前で行われた抗議活動に加わった田村順玄市議は「オスプレイは岩国基地に固定化される恐れがあり、基地機能の強化が進む」と訴えた。

 岩国基地での一時駐機案は今年3月頃にも浮上したが、地元で一斉に反対の声が上がり立ち消えた。基地周辺に住む女性(72)は「普段から騒音に悩まされているのに、これ以上負担が増えることは納得がいかない」と声を荒らげた。

 一方、基地から数キロ離れた同市南岩国町に住む70歳代の女性は「騒音増加や事故の危険性がある」と心配したが、「基地がある自治体が受け入れるしかないのでしょう」とあきらめ顔だった。

 米軍再編に容認姿勢の市議21人でつくる「岩国基地問題に関する議員連盟」会長の桑原敏幸市議は「困った時の岩国基地頼みか」と国を批判。一方で「国防の観点から、(地域振興策などの)条件次第では沖縄の負担軽減に協力すべきだ」とも述べた。

(2012年6月12日 読売新聞)


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