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国際関係・安全保障論

2736チバQ:2012/03/31(土) 08:08:51
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/31/20120331ddm003030060000c.html
北朝鮮:ミサイル発射予告 「衛星」MDで破壊命令 課題抱え、迎撃展開
 田中直紀防衛相は30日、北朝鮮の「衛星」と称する長距離弾道ミサイルの打ち上げ予告に対し破壊措置命令を出した。トラブルによる部品落下などに備えるためだが、ミサイル防衛(MD)は05年の法整備以降、実際に日本に飛来したミサイルなどの迎撃に使用されたことはない。部品落下などの場合、破壊に成功するかわからない。

 野田佳彦首相は30日の衆院予算委員会で「(故金正日総書記の)遺訓を大事にすることが権力継承の正統性と金正恩(キムジョンウン)氏がとらえているなら撃つ可能性は高いと思う」との見方を示した。ただ、政府はミサイル部品などが日本に飛来する可能性は低いと判断している。

 自衛隊の「BMD(弾道ミサイル防衛)統合任務部隊」は海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦を日本海に1隻と東シナ海に2隻の計3隻展開。地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)は那覇、沖縄県南城両市、宮古島、石垣島の4カ所と、防衛省(東京都新宿区)など首都圏3カ所の計7カ所に計8基を配置する。

 SM3とPAC3の2段構えの迎撃態勢について、防衛省は「ミサイルなら相当高い確率で命中させることができる」(幹部)と自信を示す。だが、部品落下への対処は想定されていない。部品は落下運動が不規則になる可能性が高いといい、軌道を正確に予測できない恐れがある。

 SM3で撃ち漏らした場合、PAC3で対処することになるが、射程範囲は半径約20キロと短い。PAC3を配置する宮古島、石垣島はほぼ全域が射程に収まるが、先島諸島の他の島々をカバーするのは難しそうだ。また比較的地上付近で迎撃することになるため、破壊による破片落下のリスクの方が高くなる可能性がある。

 MDは米軍の早期警戒衛星がとらえる発射情報が前提となるため、在日米軍との連携が成否のカギを握る。BMD統合任務部隊を指揮する航空総隊司令部は今月26日、在日米軍司令部がある米軍横田基地(東京都福生市)に移転。「共同統合運用調整所」は今回のミサイル打ち上げが初の本格運用で、日米統合運用の試金石となる。

 政府はミサイルが発射された場合、発射と日本上空通過の2種類の広報を想定。市町村の防災無線に音声で自動通知する全国瞬時警報システム(Jアラート)などを活用する。ミサイルは発射から10分程度で日本上空を通過し、発射・通過のそれぞれ2〜3分後には防災無線で放送できると政府はみている。【朝日弘行、鈴木泰広、新垣和也】

毎日新聞 2012年3月31日 東京朝刊


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