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国際関係・安全保障論

2692チバQ:2011/09/21(水) 23:21:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110921/asi11092121150002-n1.htm
アフガン元大統領暗殺、タリバンとの和平交渉は?
2011.9.21 21:13 (1/2ページ)

 【ニューデリー=田北真樹子】アフガニスタンのラバニ元大統領(71)が20日、首都カブールの自宅で、自爆テロにより殺害された。ロイター通信によると、イスラム原理主義勢力タリバンが犯行を認めた。ラバニ氏は、カルザイ大統領主導で設置されたタリバンとの和平交渉を担う「高等和平評議会」の議長を務めていた。ラバニ氏の暗殺は、タリバンが和平交渉を望んでいないことを示す強烈なメッセージとみられ、今後の交渉の展望がより一層見えにくくなった。

 ラバニ氏を暗殺した自爆テロ犯は20日、ラバニ氏の自宅に入って、あいさつの途中で頭部を包むターバンに隠していた爆弾を起爆させた。ラバニ氏と近くにいた関係者ら5人が死亡、評議会事務局長のスタネクザイ大統領顧問が負傷した。

 タリバンの報道官はロイター通信に、自爆テロ犯はタリバン指導層によって選ばれ、訓練された人物と証言した。信頼を得るために何度もラバニ氏に会っていたという。

 タジク人のラバニ氏は、1992年からタリバン政権樹立の96年まで大統領を務めた。01年にタリバン政権が崩壊するまでは、タリバンと戦った北部同盟の事実上のトップだった。昨年10月に約70人の国会議員や元タリバン政権閣僚などで構成する評議会の議長に就任した。

 有力政治家として存在感を発揮していたが、評議会議長のポストについては「パシュトゥン人を主体とするタリバンの敵だった人物にはふさわしくない」との指摘もあった。

 評議会の活動が成果を挙げていたとの評価はあまりない。ある評議会メンバーは、評議会ではタリバンの末端メンバーの切り崩しを進めるべきとするラバニ氏の方針と、タリバン指導層に接触するべきだと主張する勢力があり、意見対立があったと明かす。評議会が交渉の進め方をめぐって迷走していた可能性もある。

 ラバニ氏殺害は、和平交渉の旗振り役であるカルザイ大統領には大打撃だ。だが、カルザイ氏は訪問先のニューヨークで、和平への取り組みがラバニ氏の暗殺で「妨害されることはない」と強調した。


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