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国際関係・安全保障論

2674チバQ:2011/07/27(水) 23:34:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110727-00000097-mai-pol
<対北朝鮮外交>官邸の動き見えず 野党が批判強める
毎日新聞 7月27日(水)20時50分配信

 北朝鮮が南北対話や米朝協議など対話モードに転じる中で、日本政府も8月中に日朝協議を行う方向で検討に入り、民主党の中井洽(ひろし)元拉致問題担当相と北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)朝日国交正常化交渉担当大使の会談が行われるなど、対北外交が動き始めている。しかし、与野党から退陣圧力が強まる菅直人首相からは、外務省や議員ルートの動きを連動させてこう着状態を打開するような「官邸外交」を機能させている様子は見えない。自民党など野党は戦略なき日朝対話模索に批判を強めている。

 中井氏が21〜22日に訪中して宋氏と会談したことについて、27日の衆院外務委員会で野党から批判が続出した。小野寺五典氏(自民)は「二元外交だ」と非難し、秋葉賢也氏(同)は「拉致問題が首相延命に利用されるのは問題だ」と指摘した。

 これに対し、枝野幸男官房長官は27日の記者会見で、中井氏から生まれ故郷の長春を訪ねる際に頼まれ、内閣府の拉致問題対策本部の職員が休暇を取って通訳として同行したことを認めたが、「政府の外交と関係ない私的な旅行で、二元外交に当たる前提がない」と反論。中井氏訪中についても「首相や外務省などにも確認したが、政府として一切存じあげていない」と関与を否定した。野党の批判をかわすためとみられるが、政府内には「中井氏は首相との距離が近いとは言えないが、今回の会談は中井氏が主導して、首相はそれを了承していたのではないか」(高官)との見方がある。

 自民党の石破茂政調会長は27日の会見で、「どんな目的、どんな内閣の指示で中井さんが動いているのか。普天間問題に限らず、菅内閣の外交姿勢を見るにつけ、確固たる方針があって動いているふうには思えない。政府・与党の間できちんとした意思疎通がなければ、二元外交のそしりを免れない」と、政府・与党の連携不足を批判した。

 04年5月の小泉純一郎首相(当時)の再訪朝では、事前に盟友の山崎拓前自民党副総裁が北朝鮮高官と会談して地ならしした。「二元外交」との批判も浴びたが、山崎氏と連携し、拉致被害者家族5人の帰国が実現した。政府関係者は「菅首相はいつまで続けるか分からず、そこまでの決意や構想があるとは思えない」と指摘。ある閣僚は、首相の対北外交への意欲について「北朝鮮問題では、事務方が用意した文章を棒読みしているだけだ。熱意があるともないとも言えない」と話す。

【犬飼直幸、大貫智子】


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