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国際関係・安全保障論

2664チバQ:2011/07/12(火) 23:24:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110712/asi11071223110003-n1.htm
カルザイ大統領の弟射殺される アフガニスタン南部
2011.7.12 23:09 (1/2ページ)
 【カブール=田北真樹子】アフガニスタンのカルザイ大統領の弟で、同国南部カンダハル州議会議長を務めるアフメド・ワリ・カルザイ氏が12日、カンダハル市内の自宅で護衛の男に射殺された。イスラム原理主義勢力タリバンが犯行を認めた。今月、駐留部隊の撤退を開始する米軍は、カンダハル州など南部の治安好転を理由の一つに掲げていたが、有力者の暗殺で南部の情勢が不安定化する可能性もある。

 アフメド・ワリ氏を襲撃した男は、現場でほかの護衛官に射殺された。弟の殺害について、カルザイ大統領は同日、「どのアフガン家庭も直面する悲しみが、いつか終わることを願っている」とコメントした。

 事件当時、アフメド・ワリ氏の自宅では州議会議員の会合が行われていた。同席していたハジ・アガラリ・ダスタギリ州議員によると、男がアフメド・ワリ氏のいる部屋に入った途端、銃声が聞こえたという。アフメド・ワリ氏は頭部に2発、右腕に1発の銃弾を浴びていた。男はアフメド・ワリ氏が利用する警備会社に所属していたという。

 タリバンのユサフ・アフマディ報道官は同日、アフメド・ワリ氏がタリバンにとって標的の一人だったとし、「(殺害は)春の攻勢が始まって以来の成功の一つだ」と自賛。男は、タリバンが勧誘してもぐり込ませた人物だと説明した。

 アフメド・ワリ氏は南部で強い影響力を持つ有力者として知られる。しかし、汚職や麻薬取引への関与疑惑がたびたび指摘され、アフガンに蔓延(まんえん)する汚職の象徴的な存在として国内外から批判を受けてきたが、そのたびにカルザイ大統領に擁護されていた。

 同氏はまた、州政府の仕事を出身部族だけに斡旋(あっせん)していたなどとして、ほかの部族からは反発を買っていたという。

 同州の部族長ハジ・ファザル・モハメド氏は、「アフメド・ワリ氏のような強力な指導者が不在になることで、地元部族間で勢力争いが起こりかねない。治安状況の不安定化を招くかもしれない」と、治安悪化への懸念を強めている。


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