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国際関係・安全保障論

2651チバQ:2011/06/27(月) 22:52:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110627/asi11062720490006-n1.htm
下院選62人、当選者入れ替え また混乱のアフガン
2011.6.27 20:47
 【ニューデリー=田北真樹子】アフガニスタンが、昨年9月に行われた下院選の結果をめぐり、再び混乱に陥っている。カルザイ大統領が昨年末、選挙の不正審査のため最高裁に設置した特別法廷が23日、下院249議席の約4分の1にあたる62人の当選を無効とし、新たな当選者を発表したため。議会は大統領だけでなく司法との対立をも強めており、7月の米軍撤退開始を前に、国内の混乱は「危機的状況に発展しつつある」(政治アナリスト)との声も出ている。

 特別法廷は、南部ザブル州や西部バドギス州で全当選者の入れ替えを決定し、他の州で一部議員の当選を無効とした。全当選者が少数派ハザラ人で、カルザイ氏が最も不満としていたとされる南東部ガズニ州は、複数のパシュトゥン人の当選が新たに決まった。

 この判断について特別法廷は「票の再審査の結果」としているが、選挙管理委員会(IEC)がすでに不正と認定した票も含まれていたとされ、再審査の過程は不透明だ。選管は26日に声明を出し、「IEC以外の機関が選挙運営に関わることは憲法違反」とし、特別法廷の判断は認められないとの立場を鮮明にした。

 昨年の下院選をめぐっては、多くの不正投票などが指摘され、IECは投票総数のほぼ4分の1にあたる約130万票を無効とし24人の当選を取り消した。12月に全議席が確定したが、カルザイ氏は特別法廷を設置して、不正票の再審査を指示。議会は「議会の反カルザイ勢力の拡大につながる選挙結果を覆そうとしている」と強く反発した。

 議会は1月に開会したが、特別法廷の判断を受け、議会とカルザイ氏側の対立は再燃。議会はカルザイ氏に特別法廷の設置を助言したとして最高裁判事5人に不信任を突きつけ、カルザイ氏寄りの検事総長にも強く反発している。

 新たに当選者になった候補者が政府に早期入れ替えを迫る一方、落選議員は決定を受け入れず居座る覚悟だ。抗議デモなども想定され、議会機能がまひする可能性がある。政治アナリストのワヒド・ムジダ氏は、「状況は危機に向かっている」と述べ、事態の展開に危機感を示した。


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