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国際関係・安全保障論
2650
:
チバQ
:2011/06/21(火) 19:43:28
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110621ddlk01040285000c.html
与那国島から見た北方領土:/下 直行便の空路開設 /北海道
◇模索するボーダーの可能性 “殻”割るため両国努力を
与那国島の対岸にある台湾の姉妹都市・花蓮市は、島の西南西、約110キロにある。台湾の民間航空、復興航空のチャーター便に乗ると、飛行機はいったん北上。それから針路を西に変え、雲海を抜けた時には台湾の東海岸を南下していた。距離にして3倍近くも、迂回(うかい)したことになる。
地上の道路網と同じように、空にもメロンの網の目のしわのように航空路が張り巡らされていて、どこでも自由に飛ぶことはできない。渋滞や衝突を避ける信号の役割をしているのが、自機の高度や方向を管制官に通報する「位置通報点」で、フライトプランは位置通報点を結んで作る。直接乗り入れる航空路がない以上、既存のルートをつないで飛ばざるを得ない。
◇
道東の中標津空港から00年秋、北方領土・国後島にチャーター便が乗り入れたことがある。日本の支援で建設された発電所の完成式に政府関係者が出席するため、特別に仕立てられた。この時もいったん女満別空港上空まで飛び、時計回りに択捉島との間の国後水道を通る形で国後島のメンデレーエフ空港に到着した。既存の「位置通報点」をつなぎ、直線距離で70キロの距離を8倍以上も迂回(うかい)した。
北方領土に航空機を飛ばす場合、こうした問題に加えて、領土問題が立ちふさがる。政府としては主権問題が絡むため、「国際線」ではなく、どうしても「国内線」として飛ばす必要がある。国後にチャーター便を飛ばした際も、当時の運輸省を説得し、本来であれば国内線の機材としては使うことのできないサハリン航空のプロペラ機を「特例」として許可するなど、双方の主権を害さない形で実現にこぎつけた。
「現時点の位置通報点は少ないが、随時更新されている。両政府で『路線を開設する』という合意があれば、できないことではない」。国土交通省の元管制官は最短航空路の可能性について語る。もちろんそれには“国境”を灰色にする日露双方の努力が不可欠だ。
◇
だが、北方領土への航空機の乗り入れはこの一度きり。外務省は中標津と国後、択捉の空港を結ぶ空路開設の道を探っているが、実現の見通しは立っていない。一方でロシアは、政府による巨額の開発計画で空港整備を進めており、択捉島には3400メートルの滑走路をもつ新空港が2年後にも完成する。それも国際空港だという。だとすれば、外国人がロシアのビザを取得して大挙して「日本固有の領土」を訪れる前に、少なくともグレーな形の航空路を開設しておく必要がある。
ボーダーは卵の殻のようなものである。卵からヒナがかえるとき、ヒナが内側から殻をつつくのに呼応して親が外側からつつく「〓啄同機(そったくどうき)という言葉がある」と与那国の元公民館長、東崎原(あずま)敏夫さん(62)が言う。ボーダーの場合も、内側と外側が絶妙なタイミングでつついて殻を割る努力をしないと、動くものも動かない。「国交すらない台湾。国交はあるのに自由に行き来できない北方領土。グレーをどう工夫するか、課題は似ている」。ボーダーを生かす可能性を東崎原さんは模索する。【本間浩昭】
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