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国際関係・安全保障論
2608
:
チバQ
:2011/05/04(水) 23:57:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/amr11050420210010-n1.htm
【ビンラーディン後の世界】
(下)欧州で増殖する単独テロリスト 自我の危機と危険な教義、若者が過激化
2011.5.4 20:16 (1/3ページ)
「われわれはビンラーディンのために戦っているのではない。アッラー(神)のために戦っているのだ」
「100万人の新たなビンラーディンが生まれる」
英キングス・カレッジ・ロンドン校過激化・政治暴力研究国際センターのシーラズ・マハー氏らは国際テロ組織アルカーイダ指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者の殺害が発表されてからインターネット上で交わされたイスラム過激派の討論をモニターし続けた。
3カ月前にイスラマバード北方アボタバードの隠れ家で同容疑者と会ったというアフガニスタンの反体制派幹部は「アルカーイダの戦略はもはやピラミッド型のヒエラルキーに基づかない。ビンラーディンが死んでも組織の作戦に支障はない」とジハード(聖戦)の継続を呼びかけていた。
米国の追及でアルカーイダ本体は弱体化したが、逆に「アラビア半島のアルカーイダ」、アフリカの「イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ組織」などフランチャイズ化が進んだ。
しかし、こうした組織とかかわりを持たず、イスラム過激派サイトの指示に従い爆弾を製造、単独でテロを実行する「フリーランス・ジハーディスト(聖戦主義者)」が欧州で増えている。しかも、単独テロの追跡は不可能に近い。
欧州刑事警察機構の報告書によると、昨年、欧州連合(EU)域内でイスラム過激派の179人が逮捕され、89人がテロの準備を進めていた。イスラム過激派組織と直接関係していたのは2割に過ぎない。
このうち3件のテロが実行に移されたが、大きな被害はなかった。しかし、発見が遅れれば、2005年のロンドン同時爆破テロのような大惨事にもつながっていた事例もあった。
昨年9月、コペンハーゲン中心部のホテル1階トイレで爆発が起き、血まみれになった20代の義足の男が飛び出してきた。イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を05年に掲載した新聞社に爆弾を送りつけようと計画、作業中に誤爆した。
男はベルギーで暮らすロシア南部チェチェン共和国出身のロルス・ドゥカイエフ被告。子供のころ、ロシア軍が敷設した地雷で右足を失い、難民としてベルギーに移住した。
同被告はベルギーの大学で建築を学び、義足にもかかわらずアマチュアのボクシング選手として頭角を現した。地元放送局は「移民社会の見事な統合例」として同被告のドキュメンタリーを制作したほどだ。
しかし、08年に大学の研修で風刺画騒動の発端となったコペンハーゲンを訪れ同被告の人生は一変する。地元紙の取材にドキュメンタリーの制作者は「彼は知的でボクサーとしての才能に恵まれていた。彼がテロリストになった理由は想像できない」と絶句した。
昨年12月には、クリスマスの買い物客でにぎわうストックホルムで乗用車が爆発、車を運転していたバグダッド出身の男=当時(28)=が少し離れた場所で自爆した。男は死亡、近くの2人が負傷した。
1992年にスウェーデンに移住し、2001年にロンドン近郊ルートンの大学に留学。妻と子供3人と暮らしていた。イスラム教徒が人口の15%を占めるルートンには多くのテロ容疑者が足跡を残している。
イスラム系移民の若者が過激化する過程は、(1)イラクやパレスチナ自治区などでイスラム教徒が苦しんでいることへの怒り(2)イスラムと西欧の道徳的な対立(3)失業や差別など個人体験の国際情勢への投射(4)テロ組織への加入−の4段階に分類できるとされる。
中東イエメンに潜伏し、ネットを通じて過激思想を流布するイスラム教指導者アンワル・アウラキ師の影響力も大きい。移民社会の過激化予防に取り組む英シンクタンク、キリアム財団のタラル・ラジャブ氏は「アウラキ師は英語を話す指導者の中で最も成功したジハーディストだ」と指摘している。
「どうしてこんなに多くのイスラム教徒の若者が過激化するのか、英国は自問しなければならない」。今年2月、キャメロン英首相はこう述べて、出身地域ごとに分割していた移民政策を統合する考えを示した。
しかし、若者が抱えるアイデンティティー・クライシス(自我の危機)などの問題を解消できない限り、ビンラーディン容疑者なき後も、ネット空間でテロリスト予備軍は増殖を続けるだろう。
(ロンドン 木村正人)
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