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国際関係・安全保障論
2607
:
チバQ
:2011/05/04(水) 23:53:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/mds11050414010005-n1.htm
【ビンラーディン後の世界】
(中)「テロの終わり意味しない」 アフガン撤退戦略に影
2011.5.4 14:01 (1/3ページ)
3日、パキスタン南部のカラチで、ビンラーディン容疑者の死に涙を流す非合法イスラム過激組織の支持者ら(ロイター)
いつもは人気のない日曜午後11時過ぎの米ホワイトハウス前。テレビでビンラーディン容疑者の死を知った市民が集まり始めた。その数約1千人。
オバマ大統領が緊急声明を発表すると、人々は「USA、USA」「イエス、ウィー、キャン(われわれはできる)」を連呼した。
「ビンラーディン容疑者の死は、(国際テロ組織)アルカーイダを打ち負かす米国の取り組みの中で最も重要な業績だ」
午後11時35分、外の喧噪(けんそう)をよそに、ホワイトハウス1階のイーストルーム(東の間)で一人、声明を発表したオバマ大統領は静かにこう述べ、時おり誇らしげな表情を浮かべた。
2009年の大統領就任以来、ガソリン高や深刻化する財政赤字、中東政策などで後手に回っていると、議会やメディアから集中砲火を浴びてきた。大統領支持率は40%台前半まで落ち込み、内憂外患に苦しんでいた中で初めてつかんだ大きな“勝利”だった。
米主要各紙は2日、「正義は成し遂げられた」「歴史的な成果」と大見出しで報道した。ワシントン・ポスト(電子版)は「米国民が一体となる貴重な瞬間を生み出した」と絶賛。ニューヨーク・タイムズも「共和党から外交政策を絶えず批判されてきた大統領が重要な勝利を手に入れた」と報じた。
□ □
ビンラーディン容疑者殺害により再選に向けて大きな得点を稼いだオバマ大統領だが、決して手放しでは喜べない現実もある。
同容疑者の死は「象徴的な死であって、テロの終わりを意味しない」(ハース外交問題評議会会長)ためだ。
連邦議会でも、「自由の敵との戦いは続く」(ロスレーティネン下院外交委員長)、「ミミズの頭をすげ替えても、新しい頭が生えてくる」(アッカーマン下院議員)などと、“新たなビンラーディン”との戦いを指摘する向きもある。
米国はアフガニスタンとイラクの戦争で人的・財政的に消耗し、オバマ政権は今年7月、アフガンからの撤退を開始する。だが、問題はどのくらいの規模をどのようなペースで撤退させるかにある。
新アメリカ安全保障センター(CNAS)のベンサヘル上級研究員は、「オバマ大統領は早晩、アフガン撤退問題に直面する」と指摘する。「ビンラーディンの死で、米国民の多くが戦争の目的を達成したと信じ、完全撤退すべきだと考えているためだ」
しかし現実には、アルカーイダのナンバー2、アイマン・ザワヒリ容疑者はなお健在で、「反米的な暴力が増大する恐れがある」(国務省)。このためオバマ大統領は、強まることが予想される米議会や国民からの撤退要求に対し、「依然として米軍の存在が欠かせないことを忍耐強く説明していかねばならない」(ベンサヘル氏)としている。
アフガン政府への治安権限移譲は14年末で、それまでは緩やかな撤退を続けるしかないのが実態なのだ。
□ □
ビンラーディン容疑者の死後、厄介な外交問題も頭をもたげてきた。米国とパキスタンとの関係だ。今回の作戦が「米軍単独」(ブレナン大統領補佐官)で行われた上、同容疑者の隠れ家が、パキスタンの首都イスラマバード北方に存在したことが、両国の関係に微妙な影を落としている。
ビンラーディン容疑者がパキスタンで殺害されたことで、テロとの戦いの主戦場がアフガンからパキスタンに移行するとの見方も浮上する中、両国の関係悪化は戦いを遂行する上で新たな障害になりかねない。
米世論調査会社「ピュー・リサーチセンター」によると、パキスタンでビンラーディン容疑者を支持する人は2010年現在で18%いる。一方、米国内には、アルカーイダ系グループとのつながりが指摘されるパキスタンの情報機関、三軍統合情報部(ISI)の一部が潜伏を助けていたとの疑惑がくすぶり続ける。
こうした中、報復テロが起きる可能性について、テロ情報に詳しい米政府系情報企業「インテルセンター」は、「アルカーイダによる組織だったテロ攻撃はすぐには起きない。個人や小規模グループによるテロの危険性が最も高い」と分析している。(ワシントン 佐々木類)
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