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国際関係・安全保障論

2605チバQ:2011/05/04(水) 23:50:05
http://www.asahi.com/international/update/0504/TKY201105040325.html
ファタハとハマス、パレスチナ統一政府発足で合意2011年5月4日21時28分
 約4年にわたり分裂状態が続くパレスチナ主要組織ファタハとイスラム組織ハマスの指導者が4日、暫定統一政府の発足などを盛り込んだ和解案に最終合意した。だが、対イスラエル政策などをめぐる双方の隔たりは大きく、国際社会が正統と認める政治体制を築けるかが焦点になる。

 この日、和解交渉を仲介したエジプトの首都カイロで、ファタハを率いるアッバス自治政府議長とハマス政治部門最高指導者のメシャール氏が和解案合意の式典に出席。アッバス氏が「パレスチナの利益を損なう分裂を終わらせる時がきた」と訴えると、メシャール氏は「パレスチナ国家を樹立するため一致団結して働きたい」と応じた。

 和解案では2007年の双方の武力衝突以降、ファタハ主体の自治政府が統治するヨルダン川西岸と、ハマスが実効支配するガザ地区で分断されている行政や治安権限を一本化し、1年以内に自治政府の議長(大統領に相当)と自治評議会(国会に相当)の選挙を実施する。

 09年に入り、エジプトのムバラク前大統領が和解協議の仲裁を始めたが、米国の意向をくんでアッバス議長に多くの権限を残すことにこだわり、ハマス側が難色を示していた。だが、2月のムバラク氏の退陣後に実権を握った軍政が、ハマスの要望を受け入れる形での仲介を進めたことで、和解協議が前進した。

 また今年に入り、チュニジアで始まった民衆蜂起がアラブ諸国に波及。ハマスを支援するシリアの情勢も不安定になり、ハマスがエジプトと良好な関係を構築する必要に駆られていたことも背景にある。

 しかし、今回の合意は和解実現のための枠組みを決めたに過ぎず、両派の治安部隊の統合方法やパレスチナ国家樹立に向けた政策など、対立してきた問題への具体的な解決策は決まっていない。

 一方、ロイター通信によると、ハマスをテロ組織とみなすイスラエルのネタニヤフ首相は4日、訪問先のロンドンで記者団に「今日、カイロで起きたことは和平への強大な打撃だ」と非難した。(カイロ=井上道夫)


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