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国際関係・安全保障論

2604チバQ:2011/05/04(水) 21:22:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/amr11050420080009-n1.htm
米、パキスタンに疑惑の目 潜伏に「支援組織」 テロ共闘に深刻な亀裂も
2011.5.4 20:03 (1/2ページ)
国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】米政府や議会が国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者の潜伏先だったパキスタンへの不信感を募らせている。中央情報局(CIA)のパネッタ長官は3日、襲撃作戦をパキスタン政府に事前通告しなかったのは、ビンラーディン容疑者に情報が漏れる可能性を懸念したためだと明言。米議会からはパキスタンとの関係見直しを求める声も出ており、対テロでの共闘関係に深刻な亀裂が生じかねない情勢だ。

 パネッタ長官は米誌タイム(電子版)のインタビューで、襲撃作戦でのパキスタンとの協力は「作戦を危険にさらすと判断された。標的(ビンラーディン容疑者)に警告を与えるかもしれないためだ」と不信感をあらわにした。

 複数の米メディアは、パネッタ長官が3日に非公開で開かれた米下院議員への説明会でも、パキスタンはビンラーディン容疑者の潜伏に「関与していたか(潜伏先を発見できない)無能かのどちらかだ」と辛辣(しんらつ)に批判したと伝えた。

 米政府高官は過去にもパキスタン軍の情報機関「三軍統合情報部(ISI)」と、ビンラーディン容疑者やテロ組織との関係に懸念を示してきたことはあるが、これほどあからさまな批判は極めて異例だ。

 オバマ政権はビンラーディン容疑者が潜伏生活を続ける上で「パキスタン国内に支援組織がなかったとは考えられない」(ブレナン大統領補佐官)との見解を示している。

 軍や情報機関が大きな力を持つパキスタンで、首都イスラマバードに近く、陸軍士官学校にも近接する「異常なほど独特な施設」(米政府高官)を長年にわたって見過ごしてきた不自然さもぬぐえない。

 一方で、アフガニスタンの戦争が佳境を迎える中、隣接するパキスタンの協力が不可欠なのも事実。カーニー大統領報道官は3日、パキスタンとの関係を「重要で複雑な関係」と位置づけた上で、ビンラーディン容疑者の支援組織の実態解明を図る方針を示した。

 ただ、米議会からはパキスタンへの疑念が噴出している。上院情報委員会のファインスタイン委員長(民主)は年間約13億ドル(1052億円)の支援凍結もあり得ると述べ、ローラバッカー下院議員(共和)も「(パキスタンは)どこまでわれわれを侮辱するのだ」と憤り、インドとの関係強化の必要性に言及した。


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