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国際関係・安全保障論

257とはずがたり:2003/08/20(水) 15:10

http://news.lycos.co.jp/topics/world/iraq.html?d=20yomiuri20030819id27&cat=35

テロ先鋭化、標的拡大…国連に大きな衝撃 (読売新聞)
2003年8月20日(水)1時57分

 19日のバグダッド市内の爆破テロが、国連のデメロ特別代表と国連を標的にしたことに関係者は大きな衝撃を受けている。フセイン旧政権崩壊後4か月を経てもいまだに不安定なイラクの状況を象徴するとともに、「抵抗勢力」が米英軍だけでなく、国連や外交団などにも攻撃標的を広げ、その戦術もますます先鋭化していることを示している。(バグダッド 秦野るり子、カイロ 岡本道郎)

 国連攻撃の理由は不明だが、国連安保理は、今月14日にイラク統治評議会を「歓迎」し国連イラク支援団創設を承認したばかりで、当初米英軍から距離を置いていた姿勢からイラク戦後統治に向けかなり踏み込んでいた。10月にはスペインでイラク支援国会議も開かれる予定だ。米政府が米軍犠牲者増に手を焼いて、国連など国際社会に支援を求めるのと並行するように、テロ・襲撃の対象は、軍以外に広がっている。今月7日には、ヨルダン大使館が同じく車爆弾によるテロの被害を受けた。

 国連自体は、12年にわたり、イラク国民が辛酸をなめた対イラク経済制裁の実施主体だったことから、国民の怨嗟(えんさ)の対象となっていたのも確かだ。

 ただし国連がイラク復興に関与すれば、米軍の存在感は相対的に薄まる。イラク復興を国際社会全体の課題とする目的があるだけに、実行犯が国連を標的とした真の理由はまだはっきりとは見えてこない。イラクの不安定さを国内外に喧伝(けんでん)するための格好の象徴として国連本部を選んだ可能性もある。

 今回の事件の犯行声明は出されていないが、人と車両を何度も厳しくチェックする国連施設前で車を爆破させるという手口は、テロのプロの仕業であることは間違いない。

 当地のイラク消息筋は、実行犯として、〈1〉イスラム教スンニ派の旧フセイン政権勢力〈2〉暴力集団〈3〉国際テロリスト――などの可能性があると指摘する。イラク国内では最近、パレスチナ、チュニジア、サウジアラビアなど国外から、対米「聖戦」を誓う者たちが流れ込んでいるとの情報が後を絶たない。イラク中部でこのほど起きた送油管爆破などを「外国人の組織だったテロではないか」(イラク統治評議会のアキラ・ハシミ議員)という声も出ており、世界各地からイスラム戦士がイラクに集結する可能性を危惧(きぐ)する声があがっていた。


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