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国際関係・安全保障論

2543チバQ:2010/11/12(金) 19:09:45
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/101112/mds1011121756004-n1.htm
イラク、マリキ氏を首相に指名 スンニ派との溝なお深く (1/2ページ)
2010.11.12 17:54

議会で言葉を交わすタラバニ大統領(左)とマリキ首相(右)=11日、バグダッド(ロイター) 【カイロ=大内清】イラクの新政権樹立交渉で主要会派がマリキ首相続投に合意したことを受け、同国国民議会は11日夜、新政権の大統領にクルド人勢力出身で現職のタラバニ氏を選出、続いてタラバニ大統領がマリキ氏を首相に指名した。マリキ氏は30日間の期限内に組閣作業を行い、議会での承認を経て内閣を正式発足させる。

 今後の焦点となるのが、3月の議会選でイスラム教スンニ派の支持を受けて第1勢力となった宗派横断的な世俗主義会派「イラキーヤ(イラク国民連合)」をどう内閣に取り込んでいくかだ。イラクでは宗派間抗争の火種がくすぶっており、シーア派勢力を勢力基盤とするマリキ首相は、少数派のスンニ派にも配慮した人事が求められる。

 しかし、この日の国民議会では、両宗派の溝がなおも深いことを露呈する場面があった。

 イラキーヤ側が、旧フセイン政権時代の支配政党バース党に関係があったイラキーヤのメンバーらに対する、政治活動などでの制限を解除するよう要求。これが拒否されると、議員約60人が議場を去り大統領選出の投票をボイコットした。

 イラキーヤには旧バース党員の支持者が多く、リーダーのアラウィ元首相もシーア派ながらかつてはバース党に党籍があった。フセイン政権崩壊後、シーア派の報復を恐れたバース党関係者が反政府活動に多く参加したとの指摘もあり、マリキ首相にとっては、イラキーヤとの連立を通じて関係修復を進められるどうかも政権運営の鍵を握りそうだ。

 また、マリキ氏が属するシーア派統一会派は、議会での最大勢力とはいえ、寄り合い所帯であることは否めず、政権運営に不満を抱く反米強硬指導者サドル師派なども抱える。組閣作業にあたり、会派内の利害調整は難航が予想される。

 この日はタラバニ氏の大統領選出に先立ち、イラキーヤ所属のスンニ派議員、ヌジャイフィ氏が議長に就任。2人の副議長は、クルド人勢力とシーア派からそれぞれ選ばれた。


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