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国際関係・安全保障論

2519チバQ:2010/10/02(土) 11:35:59
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/101002/mds1010021028002-n1.htm
シーア派勢力がマリキ首相続投で合意 (1/2ページ)
2010.10.2 10:24

バグダッドでロイターのインタビューに答えるイラクのマリキ首相(8月6日)=ロイター 【カイロ=大内清】3月に行われたイラク国民議会(定数325)選後の新政権発足に向けた連立交渉で、マリキ首相率いる第二勢力「法治国家連合」(89議席)と、第三勢力「イラク国民同盟」(INA、70議席)は1日、マリキ氏の続投支持で合意したと発表した。ただ、筆頭勢力の世俗派政党連合「イラキーヤ」(91議席)は反マリキの姿勢を崩しておらず、次期政権発足までにはなおも曲折が予想される。

 同じイスラム教シーア派主導の法治国家連合とINAは選挙後、首相候補の一本化を模索。だが、INAの中核政党でシーア派有力指導者、ハキーム師の「イラク・イスラム最高評議会」が、自陣営のアブドルマハディ副大統領を首相候補として推したほか、反米強硬派として知られるサドル師派もマリキ氏続投に難色を示したため、協議は難航していた。

 膠着(こうちゃく)状態が続く中、9月29日付の汎アラブ紙アッシャルクルアウサトによると、マリキ氏を後押しする隣国イランが、現在は同国を拠点とするサドル師に対する働きかけを強化。その結果、マリキ氏は9月下旬になってサドル師派の支持を取りつけるのに成功し、協議の流れはマリキ氏側に傾いた。

 マリキ氏は昨年、INAの前身組織とたもとを分かって法治国家連合を結成した経緯があり、INA内にはマリキ氏への不信感が根強いとされる。マリキ氏が自らへの支持を固めきれるかは不透明だ。

 また、法治国家連合とINAの全議席を合わせても過半数には届かないことから、今後も他勢力との連携が必要となる。

 一方、多くのスンニ派住民の支持を獲得した「イラキーヤ」率いるアラウィ元首相は、マリキ氏続投の場合は政権に参加しないと表明、「そうなれば宗派間抗争が再燃する懸念もある」と警告している。

 米国のクローリー国務次官補(広報担当)は1日、法治国家連合とINAの合意を評価しつつも、「目先の政治的利益ではなく、包括的な政府を樹立する道を探るべきだ」と表明し、今後の協議がシーア派に偏ったものにならないようくぎを刺した。


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