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国際関係・安全保障論

2496チバQ:2010/09/05(日) 16:58:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010090502000031.html
ヨルダン川西岸ルポ 和平へ期待なく 対立激化
2010年9月5日 朝刊

3日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ヘブロン近くの幹線道60号で、銃を手に警戒を続けるイスラエル兵=内田康撮影


 【エルサレム=内田康】ユダヤ人入植者銃撃事件が起きたパレスチナ自治区ヨルダン川西岸では、イスラエル軍が警備を強化し、緊張が続く。アラブ人とユダヤ人入植者の溝は深まるばかりだ。二日に再開されたイスラエルとパレスチナ自治政府による直接和平交渉でも入植地問題は重要議題だが、進展を期待する声は聞こえない。

 「銃撃犯の気持ちは分かる。私もかつて、道路を造るからとイスラエルに土地を没収されたからね」

 ヘブロン近くのアラブ人村に住むレストラン経営サブリさん(50)は、入植者への怒りをあらわにした。

 八月三十一日夜の銃撃で入植者四人が死亡したヘブロン周辺では、イスラエル軍がアラブ人地域の一部道路の封鎖を続ける。攻撃継続を宣言したイスラム原理主義組織ハマスの動きを封じるためだ。サブリさんの村からヘブロンまでは車で五分だが、今は遠回りを強いられ三十分かかる。

 アラブ人、ユダヤ人が共用する幹線道60号沿いで青果の露店を開くムハンマドさん(29)は銃撃事件後、入植者たちにののしられた。事件前は青果を買ってくれた入植者もいたのに、来なくなった。

 「和平交渉? 期待できないね。ユダヤ人は絶対に出ていかない。オバマ大統領も最初はいい人かと思ったけど、何もできないよ」

 ヨルダン川西岸に百カ所以上あるユダヤ人入植地には約三十万人が住む。イスラエルは米国の圧力で、西岸での新規建設を昨年十一月から今年九月末までの限定で凍結した。パレスチナ側は東エルサレムの入植地を含めた建設凍結を求めるが、入植者団体は建設再開を要求。交渉決裂を招きかねない対立点だ。

 ユダヤ人入植者の消防士モミさん(25)は「交渉ではいつもパレスチナ側が値をつりあげる。妥協は許されない」と語った。


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