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国際関係・安全保障論

2463チバQ:2010/07/03(土) 23:37:26
>>2402-2403
http://www.asahi.com/international/update/0703/TKY201007030302.html
「大統領」に野党党首 独立宣言のソマリランド2010年7月3日22時24分

 【ヨハネスブルク=古谷祐伸】無政府状態のソマリアで唯一安定し、一方的に独立を宣言している北西部ソマリランド地域で6月26日、「大統領」を選ぶ選挙があり、現地の選挙管理委員会は1日、最大野党クルミエ(統一)党のアフメド・モハンマド・シランヨ党首の当選を発表した。任期は5年。国際社会に国として認めてもらえるよう、働きかけるのが最大の課題だ。

 ソマリランドからの報道によると、独自の「憲法」で認められた3政党から、現職のカヒン大統領を含む各党首が立候補。109万人の有権者が登録し、53万人が投票した。シランヨ氏が49.6%を得票し、2期目を狙うカヒン氏の33.2%に勝った。

 シランヨ氏は当選後、「国際社会にソマリランドを国として認めてもらうよう、精力的に戦っていく」と語った。

 ソマリアは1960年、北西部が英国、中南部がイタリアから独立して建国した。バーレ大統領(当時)が追放されて無政府状態になった91年、ソマリランドが一方的に独立を宣言した。その後、北東部のプントランドも自治を宣言。現在は3分割状態だが、ソマリア暫定政府は首都モガディシオの一部を支配するに過ぎず、南部は無政府状態が続いている。

 しかし、分離独立運動を嫌うアフリカ連合をはじめ、国際社会はソマリランドの独立を認めていない。直接援助や外国投資がほとんどなく、ソマリランド住民の大半は海外に住む親族の送金に頼る。

 そのため、ソマリランド政府は平和と民主主義を国際社会にアピールして、国家承認を訴えていた。大統領選は03年以来。本来は08年に実施の予定だったが、有権者登録の不備を理由に実施が延び延びになり、カヒン氏に批判が集まっていた。

 治安も課題で、ソマリランドでは近年、ソマリア南部を支配するイスラム武装勢力シャバブの勢力拡大が進む。ソマリランドとプントランドの境界線をめぐっても住民同士の争いがあり、投票日には衝突で4人が殺された。


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