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国際関係・安全保障論

2462チバQ:2010/06/23(水) 22:21:14
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100623-OYT1T00958.htm
「暴走司令官」の政権批判、アフガン情勢に影
 【ワシントン=黒瀬悦成】アフガニスタン駐留米軍のスタンリー・マクリスタル司令官が米誌「ローリング・ストーン」の記事でオバマ政権高官を批判し、戦況が一向に好転しないアフガン情勢に深刻な影を落とすのは避けられなくなった。

 特殊作戦の専門家である司令官は、アフガン安定化の「切り札」として登用された経緯があり、23日に司令官と面談する大統領は、苦しい判断を迫られる。

 「暴走司令官 本当の敵はホワイトハウスの腰抜け共だ」などと題された問題の記事は、フリー記者のマイケル・ヘイスティングス氏が司令官に長期にわたり密着取材し、司令官や側近の発言を紹介したものだ。これがオバマ大統領ら政権幹部の逆鱗(げきりん)に触れたのは、司令官や側近が、全軍司令官である大統領やアフガン政策に関与する高官を片っ端から批判し、戦時下の文民統制を脅かし、指揮命令系統を混乱させる行為と見なされたためだ。

 記事によると司令官は、自らが提唱したアフガンへの大規模追加増派に反対したバイデン副大統領を「誰だい、そいつは?」と言って笑い飛ばした。また、アフガニスタン・パキスタン問題を担当するリチャード・ホルブルック特別代表に関しても、作戦に口出しをする厄介な存在と見なし、同代表の電子メールは「開ける気もしない」と述べた。

 さらに司令官の側近も、アフガン問題を統括するジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障担当)を冷戦思考から脱却できない「道化だ」とからかった。

 司令官は昨年6月、更迭されたデビッド・マキャナン司令官に代わり、ゲーツ国防長官らが「大統領のアフガン戦略を遂行するのに最適の人材」と強く推して就任した。戦時下で現場の最高指揮官が更迭されたのは、1951年、朝鮮戦争でマッカーサー司令官がトルーマン大統領に更迭されて以来とされた。

 ジョン・マケイン共和党上院議員ら、司令官の増派戦力を支持する勢力は、現時点で司令官が交代すれば夏以降に実施される南部カンダハル攻略作戦など、今後の戦略に悪影響が及ぶとして「更迭すべきでない」と主張するが、政権内では司令官を擁護する声は少ない。

(2010年6月23日20時51分 読売新聞)


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