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国際関係・安全保障論

2456チバQ:2010/06/14(月) 22:45:40
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100614/mds1006142127004-n1.htm
連立協議混迷 新政権発足までなお数カ月? イラク国民議会ようやく招集 (1/2ページ)
2010.6.14 21:25
 【カイロ=村上大介】イラクの旧フセイン政権崩壊後、選挙で選出された議会として2期目となる「イラク国民議会」(定数325)が14日、招集された。連立協議の混迷を背景に、3月7日の投票から初招集までに3カ月が経過しており、新政権発足はさらに数カ月先になるとの見方が強い。

 連立協議の焦点は、選挙結果で第1勢力となったアラウィ元首相率いる世俗派中心の政党連合「イラキーヤ」(91議席)と、マリキ首相率いる第2勢力の宗派横断的政党連合「法治国家連合」(89議席)のどちらが連立形成の主導権を握るかにかかっている。

 第1勢力と第2勢力の議席数が小差だったことから、マリキ首相は当初、選挙結果の再集計を主張。今月1日に開票結果が裁判所によって最終的に承認されると、今度は、第3勢力のイスラム教シーア派宗教政党を中心とした「イラク国民同盟」(70議席)との統一会派結成を10日に発表し、あくまでも首相続投に執念を燃やしている。

 しかし、両会派を合わせても159議席で過半数に届かず、今後、クルド人勢力の取り込みが焦点となるが、イラク国民同盟との間では首相候補にも合意できていない。

 両会派は、もともとシーア派宗教政党として1期目国民議会で統一会派を組んでいたが、今回の選挙前に分裂。選挙後に再び手を結ぼうとする動きの背景には、イラクの多数派を占めるシーア派社会全体の権益維持を図ろうとする構図があり、宗派主義の克服にはほど遠い現実だ。

 一方、マリキ、アラウィ両氏は12日、選挙後初めて「友好的で前向きな会談」(マリキ氏)を行ったが、マリキ氏は、「選挙で第1勢力となった指導者として国を率いる」とのアラウィ氏の主張を受け入れず、協議は平行線に終わったもようだ。

 宗派主義克服を訴えるアラウィ氏は、フセイン政権崩壊後は少数派の立場に追いやられたスンニ派の支持も集めており、イラキーヤ不在の政権が発足すればスンニ派が再び反発を強める懸念も強い。

 14日の初議会は、当選議員が全員で就任宣誓文を唱和しただけで、約20分で休会に入った。


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