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国際関係・安全保障論

2451チバQ:2010/06/13(日) 00:59:10
http://mainichi.jp/select/world/news/20100612k0000m030051000c.html
ラファ検問所:いつ閉じるか知れぬ狭き門 待ち続ける人々
 【ラファ検問所・和田浩明】イスラエルの封鎖下にあるパレスチナ自治区ガザ地区とエジプトを結ぶ唯一の公式の接点、ラファ検問所に入った。ガザ国際支援船団をイスラエル軍が急襲した事件を受け急きょ開門された。娘との久しぶりの再会を願う老いた母、外国で働くためビザを取得しようする男性。いつ閉じるか知れない狭き門の前で、多くの人が待ち続けていた。

 9日訪れたエジプト側検問所では、30度を超す気温の中、ファトマさん(76)が座り込んでいた。娘と会うためヨルダンから駆けつけたが、「書類不備」で通過拒否。「戻って書類を整えてこいって。この年でそんな元気はない」。1948年のイスラエル建国で生まれ育った土地を追われた。ガザに嫁入りした娘とは4年も会っていない。「顔を見て話したいだけなのに……」

 人1人が通れるほどの狭く高い鉄門から約100メートル歩くと体育館ほどの入国管理施設だ。膨らんだ旅行カバンを持った100人ほどが不安げな表情で通過許可を待っていた。

 ムハンマド・アルハジさん(35)がサウジアラビアの大学から採用通知を受けたのは08年。ビザを取得するため4度ラファ通過を試み、ようやく許可が出そうだ。「仕事も見つけたのにたどり着けない。もどかしい」

 数百メートル先のガザには、バスに乗り込み、鉄条網や装甲車の銃口の前を通って着いた。検問所脇の喫茶店で30人ほどが通過許可を待っていた。40代男性はカイロの親族との再会を目指す。94年から父祖の地ガザで暮らし始めた。「ここは大きな牢屋(ろうや)。でも必ず戻ってくる。自分の土地だからね」と笑顔を見せた。

 検問所員によると、1日の開門以来、毎日700人前後がラファを通過。封鎖は07年6月にイスラム原理主義組織ハマスがガザを武力制圧して以来だが、今回はムバラク・エジプト大統領の命令による異例の「無期限開門」だ。だが、突然の再閉鎖もありうる。ある検問所職員は「命令があれば、当然閉める」と淡々と語った。


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