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国際関係・安全保障論

2411チバQ:2010/05/07(金) 00:07:29
http://mainichi.jp/select/world/news/20100507k0000m030035000c.html
イラク:シーア派主導の最大会派 法治国家連合と国民同盟
 【カイロ和田浩明】3月に行われた連邦議会選挙後の連立交渉が難航しているイラクで、獲得議席数2位だったマリキ首相の法治国家連合(SLC)と、同3位だったイスラム教シーア派主導のイラク国民同盟(INA)が4日、合同会派結成を発表した。SLCは宗派横断型をうたっているが、マリキ氏を含め指導部にはシーア派が多い。

 獲得議席はSLCが89、INAが70。両派の合計は過半数に4議席足りないが、シーア派優勢の最大会派を形成することになる。両派の連携は、獲得議席数がトップだが、91議席だったアラウィ元首相のイラク国民運動(イラキヤ)には打撃となる。イラキヤ支持はスンニ派に多いため、治安安定に必要とされる「国民的政府」の実現は流動的となった。

 ただ、SLCとINAは最大の懸案である首相候補では合意できていない。また、選挙結果の一部再集計や、現在も続いている候補者資格審査で当選者が失格とされる恐れがあり、各党の議席数は変動する可能性がある。こうした不確定要素は残るものの、政治評論家のイブラヒム・スメダイ氏は「選挙前のシーア派主導体制が維持される可能性が高まった」と分析している。

 INAはイランの影響が強いイラク・イスラム最高評議会などが中核だ。イラキヤは両派の連携を「イランの命令でできたもので、宗派主義と暴力を悪化させる」と批判した。

 人口の約6割を占める多数派シーア派は03年のフセイン政権崩壊後に政治の主導権を確保。旧支配層のスンニ派との間で武力衝突が起き、06〜07年にかけ内戦状態に陥ったこともある。


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