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国際関係・安全保障論
2406
:
チバQ
:2010/05/03(月) 23:20:39
http://mainichi.jp/select/world/news/20100416ddm007030113000c.html
アフガン・遠い安定:ピース・ジルガを前に/上(その2止) 資金源、群がる各勢力
◇世界のヘロイン使用、9割アフガンルート
◇「周辺国は麻薬密輸の共同取り締まりに消極的だ」
アフガニスタンの安定化を阻む要因に、麻薬の密輸ビジネスがある。世界で消費される麻薬の9割以上を生産する内陸国アフガンは、六つの国と接する国境線の長さが計5530キロもあり、麻薬ビジネスに群がる各種勢力が、国境地域の無法化をたくらむ。内相などを歴任し、昨年11月に発足した2期目のカルザイ政権の麻薬対策相に就いたムクバル氏(45)は、毎日新聞のインタビューで、「周辺国はアフガンとの共同取り締まりに消極的だ」と訴えた。【カブールで栗田慎一】
アフガン産麻薬の9割以上は西方向へ流れていく。東隣パキスタン国境の大半には、標高3000メートル以上の急峻(きゅうしゅん)な山脈が壁のようにそびえていて、陸路の密輸を物理的に難しくしているためだ。
アフガニスタン・へルマンド州ナーダリ地区の地図 ムクバル氏は「アフガンからの密輸ルートは大きく三つある」と言う。
(1)カザフスタンからロシアを経由して欧州、英国にいたる「ヨーロッパ・北部ルート」(2)タジキスタンやウズベキスタンなどを通り、ロシアへ流れる「中央アジア・北部ルート」(3)パキスタン南部やイラン、トルコを経由して英国にいたる「バルカンルート」−−だ。
「昨年の世界のヘロイン消費量375トンの9割が、これらのルートを通って末端ユーザーに届いた」と述べ、大臣室の壁にかけた世界地図をさしながら、「一つのルート上に何千もの犯罪組織がうごめいている。需要と供給の関係と同じで、生産地のアフガンだけの取り組みでは限界がある」と語った。
壁にかけた地図を前に、麻薬の密輸ルートを説明するムクバル麻薬対策相=アフガニスタン・カブールで2010年3月30日、栗田慎一撮影 しかし、ムクバル氏によると、国境地域での共同取り締まりはイランと2月に始まったばかり。最も国境線が長いパキスタンは「まったく話が進まず、協力的でない」と不満をぶちまけた。
ただ、アフガンからの麻薬密輸には、武装勢力だけでなく、警察や地元当局者らも関与しているとされ、周辺国の不信を買っているのも事実だ。
ムクバル氏は、警官が麻薬事件で逮捕されたケースは「ある」と答えたが、「組織的な関与はない」と断言。「警官2万6000人のうち国境の麻薬対策に割ける要員は6000人前後。極めて少ない」と嘆いた。
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■ことば
◇アフガニスタンのケシ栽培
90年代の内戦で、各軍閥勢力が資金源として栽培に関与。タリバン最高指導者オマル師の禁止令で01年は急減したが米国の軍事攻撃後に再び拡散した。過去最悪だった07年の19万3000ヘクタールを頂点に減少に転じ、09年は12万3000ヘクタール。しかし、この間、ヘロイン精製工場が増えケシ輸出からヘロイン輸出国に転換。国民に麻薬中毒者も増え、社会不安が広がっている。
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