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国際関係・安全保障論

2362名無しさん:2010/04/15(木) 20:54:02
http://mainichi.jp/select/world/news/20100416k0000m030043000c.html
パレスチナ:自治政府の議長選 実施の見通し立たず
 【エルサレム花岡洋二】今年1月に予定されていたパレスチナ自治政府の議長と評議会(国会)の同日選挙が延期されたまま、新たな日程が決まる見通しが立っていない。ヨルダン川西岸とガザ地区の二つに分裂している自治区のうち、ガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスの合意が得られた場合、6月28日に実施する案もあったが、告示期限の3月末を過ぎて実質的に消滅した。

 ハマスと、自治政府を主導するパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの双方に、選挙を実施する動機付けが弱い。エジプトが両組織の和解と6月選挙に向け仲介してきたが、不調が続いている。

 アッバス議長側近である評議会のアブドラ政治委員長は、毎日新聞の取材に「期日まで90日を切った。準備を考えると、選挙実施は非現実的だ」と明かした。そのうえで「パレスチナでは新議長が選出されるまで、現職議長が機能する仕組みになっている」と説明し、“政治空白”は起きないとした。アッバス氏の任期は既に、議長選が行えないことに伴い2回にわたって延長されている。

 ハマスは06年の評議会選で勝利してファタハと連立政権を組んだが、07年のガザ制圧で敵対したファタハへの根強い不信が残る。また、イスラエルのガザ地区封鎖による困窮に対する住民の不満がハマスに向きつつあり、選挙で敗れる可能性も指摘されている。

 一方、自治区では今年7月に地方選が予定されている。ハマスは地方選実施に同意していないため、ファタハ主導の自治政府が機能する西岸地域だけでの実施となる見込み。パレスチナ政策調査研究センターのシカキ代表は「西岸だけでも地方選が成功すれば、議長・評議会選の実施に向け、西岸単独の可能性も含め、なんらかの転機になる可能性はある」と解説する。


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