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国際関係・安全保障論

2355 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/10(土) 14:17:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010041002000059.html
<スコープ>5月末政局 危機感 普天間移設決着は困難?
2010年4月10日 紙面から

 政府・与党が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を五月末までに決着させられなかった
場合の政局対応に神経をとがらせ始めた。民主党内の大勢は、残り五十日余りで米国と移設先の双方から
同意を得て、全面決着にこぎ着けるのは至難の業だとみているからだ。鳩山由紀夫首相は表向き自信を
示しているが、内心は苦渋の色を濃くしている。 (関口克己)

 民主党の石井一選対委員長が九日昼、首相と平野博文官房長官を官邸に訪ねた。参院選の候補者
擁立状況の説明という名目だったが、会談の中身は普天間問題一色だった。

 石井氏が今後予想される展開を三つ例示し、それぞれの政局への影響を分析すると、首相は険しい表情で
聞き入った。石井氏は会談後、記者団に、五月末の決着期限について「政治的に今、最大の問題に
なっている」と述べ、危機感を隠さなかった。

 最悪のケースは、政府が五月中に何も決められず、問題をそっくり先送りすることだ。渡部恒三元衆院副議長は
七日の講演で「鳩山君がまったく解決できないとなれば、政権交代になる」と退陣に言及。翌八日夜に首相と
会食した際には「四年間しっかり頑張って」と激励したが、あくまで五月末に決着する前提での発言だった。

 政府は、普天間の代替施設として米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)陸上部を軸に検討。在沖縄米軍の
訓練を鹿児島県の徳之島など県外に移転する案も模索する。これらは、まだ詳細には固まっておらず、
米国や地元との調整が急速に進展することは望み薄だ。

 政府・与党内では、最悪の事態を回避するため、五月末までに米国との合意を図った上で、移設先との
調整は継続する案もささやかれる。一定の前進があれば、首相の進退には波及しないという計算だ。
ただ、首相が国会答弁で全面決着を確約しているだけに、思惑通りの展開になる保証はない。

 首相は九日、前日の衆院本会議中に自席で腕組みをして目をつぶっていたことを記者団に指摘され、
「本会議場でいろいろ考えたが、普天間が一番だ」と漏らした。続けて「必ず解決しますから、ご安心
いただきたい」と気を取り直したように力を込めた。


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