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国際関係・安全保障論

2292チバQ:2010/03/08(月) 20:56:26
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100308/mds1003082018005-n1.htm
イラク国民議会選 マリキ首相派が優勢か 「脱宗派」に支持集まる (1/2ページ)
2010.3.8 20:18
 【カイロ=村上大介】7日投票されたイラク国民議会選挙は即日開票に入り、続投を目指すマリキ首相が率いる「法治国家連合」がイスラム教シーア派が多い南部を中心にリードしているもようだ。アラウィ元首相率いる世俗派の連合会派と、首相とたもとを分かったシーア派宗教勢力がこれを追う。国民の間では長引いた宗派抗争への疲労感が広く共有され始め、今回は宗派横断的な会派が事前の予想通り勢力を伸ばす展開となりそうだ。

 投票日は首都バグダッドを中心にイスラム過激派のテロで38人が死亡、100人以上が負傷したが、投票はほぼ順調に進んだ。

 選挙管理委員会関係者はフランス通信(AFP)に対し、前回選挙でスンニ派の大勢がボイコットした中部アンバル県でも投票率が60%を超え、全国平均も50%を上回るだろうと表明。スンニ派の国際テロ組織アルカーイダ系武装組織は選挙妨害を予告していたが、多数が死傷した連続テロもスンニ派住民の投票参加の流れを止めることができなかったことが浮き彫りになっている。

 AFPによると、今回、宗派主義克服を訴えたマリキ首相の「法治国家連合」は全国18県のうちシーア派地域の9県で優勢。一方、自らシーア派出身のアラウィ元首相率いる世俗派連合「イラキーヤ」はスンニ派の多い中部でリード。シーア派地域9県のうち3県でも首相会派に次ぐ2位を走り、健闘しているという。

 シーア派宗教政党を中心とする「イラク国民同盟」は9県のうち6県で2位。

 暫定結果は18日ごろ発表され、結果確定には1カ月から半年程度かかる見通し。大票田バグダッドの投票傾向は明らかではない。

 ただ、今回特徴的となった「脱宗派」の流れが定着するかどうかは依然、不透明だ。人口の6割を占めるシーア派が政治の主導権を握り、北部に自治区を構えるクルド人が自らの権益維持・拡大を狙うという基本構図は揺るがない。新政権への連立交渉は各派の利害調整で数カ月はかかるとみられ、その中で宗派主義が再び首をもたげないという保証はない。


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