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国際関係・安全保障論

2273チバQ:2010/03/06(土) 11:39:24
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100306/mcb1003060505002-n1.htm
イラク 7日に連邦議会選 党派対立で政権協議難航も (1/2ページ)2010.3.6 05:00

選挙戦でマリキ首相を支持する女性有権者ら=2月27日、イラク中部ナジャフ(AP)【拡大】
 イラク中部ディヤラ州の州都バクバで3日、連続自爆テロがあり、少なくとも33人が死亡、55人が負傷した。今回の事件は2月5日、イスラム教シーア派巡礼者を狙い、41人が死亡、約150人が負傷した同派の聖地、イラク中部カルバラで起きた自爆テロ以来、最大規模。

 イラクでは連邦議会選挙の投票日を3月7日に控え、国際テロ組織、アルカーイダ系武装勢力の犯行とみられる爆弾テロが相次いでいる。テロ事件による2月の死者数は350人余りで、1月の約2倍に上った。

 連邦議会選への出馬資格をめぐり、独立高等選挙委員会(選管)の判断は二転三転した。選管は1月半ば、旧フセイン政権の支配政党で現在は非合法化されているバース党と関係があるとして、立候補予定者約500人に出馬を禁じる決定を下した。出馬を禁じられた者の多くは、故サダム・フセイン元大統領と同じイスラム教スンニ派か、宗派横断的な民族主義者だった。

 この決定に対する異議申し立てを上訴裁判所が審理していた2月初旬、選管は連邦議会選への出馬を禁じられた立候補予定者の出馬を認め、選挙後にあらためて当選者について資格審査を行うとした。ところが、マリキ首相の与党でシーア派主体の法治国家連合の幹部が「憲法違反の可能性がある」と反発すると、選管は手続きに不備があったとして、異議申し立てをしていた177人のうち28人を除いて再び出馬を禁止した。

 出馬資格を剥奪(はくだつ)された中に、スンニ派有力議員のサレハ・ムトラク氏も含まれいた。ムトラク氏が属する「イラク国民対話」は2月中旬、連邦議会選への不参加を表明。他の会派にも選挙ボイコットを呼びかけた。イラク国民対話は、アラウィ元首相らとともに世俗派の政党連合「イラキーヤ」を結成していた。しかし、ボイコットの呼びかけに応える会派は少なく、イラク国民対話はまもなく選挙運動を再開した。

 イラク国防省は2月26日、旧フセイン政権時代のイラク将校で、旧政権で職を追われた約2万人の復職を認めることを発表した。これはバース党関係者の出馬禁止と矛盾するようだが、マリキ政権が出馬禁止問題の混乱で失った支持を取り戻そうとする政治的な動きとみられる。

 連邦議会選挙までテロ事件が続く可能性は高いが、投票に支障はないだろう。しかし、各党派は鋭く対立したままであり、選挙後の政権協議は難航するに違いない。(オックスフォード・アナリティカ)


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