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国際関係・安全保障論

2206チバQ:2010/01/17(日) 00:19:40
>>2197
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100116-OYT1T00956.htm
アフガン下院、組閣案を再否決…大統領に反発
 【カブール=酒井圭吾】アフガニスタン下院は16日、カルザイ大統領が指名した閣僚17人のうち、10人の承認案を否決した。


 1月2日に17閣僚の承認を否決したのに続くもので、議会の異例の反旗に直面した大統領は、2期目就任から約2か月を経ても組閣のめどが立たずにいる。

 大統領は9日、否決された17閣僚候補の顔ぶれを一新して再度、下院に承認案を提出。「必死の根回し」(地元記者)を続けて承認獲得を目指していた。

 しかし、16日の2度目の採決で下院が承認したのは、ザルマイ・ラスル外相など7人だけ。ヘラート州出身の下院議員は、「大統領の資質に疑問を感じて、(17人)全員に反対票を投じた」と打ち明け、承認難航の背景に、カルザイ氏の求心力低下があることをうかがわせた。

 下院(定員249人)は、野党「国民戦線」が約70人を数える以外は少数政党の乱立状態だが、これまでは強大な権限を持つカルザイ氏の意向に反する決議が行われることはめったになかった。地元記者は、今回の組閣難航を「大統領主導の政治バランスが崩れ始めた象徴的事件」と指摘している。

 米国は2011年7月から駐留米軍の撤退を開始する出口戦略を表明しており、アフガン政府には国軍や警察の増強、汚職対策など、山積する課題処理を急ぐことが期待されている。

 だが、下院の抵抗で、28日にロンドンで開かれるアフガン治安国際会議までに組閣が終わらない懸念も高まっている。その場合、国際社会からカルザイ氏の手腕を不安視する見方が強まるのは確実だ。これまでも、復興や汚職一掃に結果を出せずにいるカルザイ氏への国際社会の不信感は強まる一方で、カルザイ政権2期目は多難の滑り出しとなっている。

(2010年1月16日20時10分 読売新聞)


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