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国際関係・安全保障論
2172
:
チバQ
:2009/12/16(水) 22:36:33
http://mainichi.jp/select/world/news/20091216dde007030022000c.html
分断の学舎:内戦後のボスニアから/下 EU加盟、険しい道
「民族・宗教により数学まで別々に学ぶ必要はない。このままでは欧州連合(EU)加盟は難しい」。EU外交筋は苦々しげに語る。
国際社会から「教育を受ける権利を侵害している」(国連人権理事会)と烙印(らくいん)を押されたボスニア・ヘルツェゴビナの教育は、将来のEU加盟の障害にもなっている。民族・宗教ごとに教員、教室、授業も分かれる「一つ屋根の下の二つの学校」はその象徴だ。
ボスニアは08年、加盟の前段階となるEUとの安定連合協定に署名した。今も対立するセルビア人、クロアチア人、イスラム教徒の3勢力にとって加盟は数少ない共通目標だ。
教育改革は加盟の必須条件ではない。しかし、EU側には教育の分断が将来の政情不安につながるとの懸念がある。「EUのように多様性を認め合うことが必要だ」とEU外交筋は説明する。
駐EUボスニア政府代表部のトプチャギッチ大使は「(民族・宗教間の)複雑で深刻な問題を抱えているが、対話を重ねれば合意できる」と反論するが道は険しい。
今年10月上旬、内戦終結を仲介した米国とEUは、憲法改正を含めた包括的な改革案をボスニア政府に提案した。3勢力で8カ月ごとの交代制になっている大統領(幹部会議長)の権限を縮小、選挙で選ばれる首相に権限を集中させる内容だ。だが、2週間後にボスニアは拒否した。
ドイツ・ニーダーザクセン州が支援するゲオルク・エッカート国際教科書研究所はボスニアの学者らと3勢力共通の教科書作りに取り組むが、全土には広がらない。「国民の75%は導入を支持しているのに政治が認めなければ無になる」と同研究所は指摘する。
外交筋はボスニアのかたくなな態度の背景に「民族主義政治家が既得権益を失うことを恐れる」事情をあげる。
EU内には「膨大な支援の金を投じてまで加盟を実現する必要があるのか」との疑問の声もくすぶる。「教育の分断」の対価はあまりにも重い。【サラエボで隅俊之】
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