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国際関係・安全保障論
2171
:
チバQ
:2009/12/16(水) 22:36:01
http://mainichi.jp/select/world/news/20091215dde007030056000c.html
分断の学舎:内戦後のボスニアから/中 国際支援の果てに
「ボスニア・ヘルツェゴビナの学校は『冷戦』の場になっている」。08年5月、国連人権理事会は、ボスニアの教育制度に関する報告書の中で断罪した。報告書は同じ学校なのに民族・宗教ごとに教員、教室、授業まで異なる「一つ屋根の下の二つの学校」を「偏見や不寛容を助長する」と非難した。
だが、国際社会が批判する学校は国際機関が提案したものだ。
選挙監視や教育支援など民主主義構築を目的とする全欧安保協力機構(OSCE)は99年ごろ、各民族・宗教が民家など不適切な環境でバラバラな教育を行っているのに危機感を抱いた。AP通信によるとクロアチア人の学校にイスラム教徒が午後だけでも通えるよう説得。イスラム教徒の登校初日、クロアチア人の教職員は学校にバリケードを築いた。
「一つ屋根の下の二つの学校」はいつしか固定化され、約50校に広がった。分断は民族・宗教で分かれる政党の勢力維持に役立つからだ。各地で優勢な政党が指名する教育相はカリキュラム選択や校長の人事まで幅広い権限を持つ。「教育が政治の道具になっている」(同理事会)
OSCEは「一つ屋根の下の二つの学校」は「一時的解決策として受け入れられ、子供は適切な教育環境を得た。地元政府が解決策を見つけると期待したが果たされていない」と釈明する。
銃弾による穴が蜂の巣のように建物に残る内戦の激戦地ボスニア南部モスタル。中等学校4年生のクロアチア人、プリモラス君(17)は「この分断は政治家が生み出した。彼らは何もしない」と話す。同校も「一つ屋根の下の二つの学校」だが、体育や技術ではイスラム教徒も同じ教室で学ぶ。クルポ校長は「各勢力で言葉の違いもほとんどなく、統合に問題はない」と話す。
国際社会の善意がもたらした分断の固定化。ある州の教育省幹部は顔をしかめて話す。「すべての子供に教育を受けさせるにはこれしかなかった。だが我々は身動きができなくなっている」【モスタルで隅俊之】
毎日新聞 2009年12月15日 東京夕刊
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