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国際関係・安全保障論

1950とはずがたり:2009/10/10(土) 02:55:13
凄いねぇ。未だ提唱しただけで何も実現してないんじゃないの??

ノーベル平和賞:オバマ米大統領に 核軍縮に新たな地平
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20091010k0000m030018000c.html

 【ロンドン笠原敏彦】ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、「国際的な外交を強化し市民の間の協力を強めることに非凡な努力を傾けた」として、バラク・オバマ米大統領(48)に09年ノーベル平和賞を授与すると発表した。国際的非難の中で京都議定書から離脱し、イラク戦争を開始したブッシュ前米政権のユニラテラリズム(単独行動主義)を改め、対話と協調を基本とする外交を進めたほか、「核廃絶」を唱えて核軍縮に新たな地平を開いたことが評価された。

 現職の首脳への授与は00年の金大中・韓国大統領(当時)以来9年ぶり。米国の現職大統領の受賞は1906年のセオドア・ルーズベルト、1919年のウィルソン両大統領に続いて3人目。元職では、カーター元大統領も02年に受賞している。

 同委員会は授賞理由について「核兵器のない世界」を求めるオバマ大統領の「理想と行動を重視した」とし、こうした理想が軍縮交渉を「力強く後押しした」と述べた。また大統領の外交スタイルが「国際政治の新たな流れを作り出した」と評価。「国連中心の多国間外交が中心的位置を占めるようになった」としたうえで「(創設から)108年間、ノーベル賞委員会が促進しようとしてきたことだ」と絶賛した。

 気候変動問題や民主主義の促進、人権擁護などの面で「米国がより建設的な役割を演じている」のは大統領の「指導力のおかげだ」とも述べた。

 大統領は今年4月、プラハでの演説で「核兵器のない世界」を目標に掲げた。今年7月のイタリアでの主要8カ国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)での首脳声明や、9月の国連安保理首脳会合での決議に「核兵器のない世界」を求める内容を盛り込むのに尽力した。また、今年7月、ロシアのメドベージェフ大統領と年末で失効する第1次戦略兵器削減条約(START1)に代わる核軍縮条約を締結することで合意。イラク駐留米軍の11年末までの完全撤退を打ち出し、6月に戦闘部隊を都市部から撤退させた。

 6月のカイロでの演説でイスラム世界との「相互利益と敬意」に基づく関係強化を呼び掛け、核開発を巡りイランとも直接対話を含む交渉に乗り出した。

 一方でオバマ大統領はアフガニスタンへの増派を行い武装勢力タリバンとの戦闘を激化させている。同委員会はこうした問題には触れていない。

 米政府高官がロイター通信に語ったところによると、ホワイトハウスのギブス報道官が夜明け前、電話でオバマ大統領を起こし受賞を知らせた。政府高官は「大統領は選考されたことを謙虚に受け止めている」と語った。

 また、アクセルロッド大統領上級顧問は、ロイター通信の「世界中で驚きの声が上がっている」との電子メールでの問い合わせに対し「(驚いたのは)我々も一緒だ」と応じた。

 ◇授賞理由の骨子
・核兵器のない世界へ向けた理想と行動を重視した。
・対話と交渉を重視する新たな流れを国際政治にもたらした。
・米国が、気候変動問題でより建設的な役割を果たすようになった。
・民主主義と人権が強化された。
・オバマ氏の国際的政策、理想こそ、ノーベル賞委員会が108年間の歴史を通じて促進しようとしてきたものだ。

毎日新聞 2009年10月9日 18時58分(最終更新 10月9日 23時16分)


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