[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
国際関係・安全保障論
1933
:
チバQ
:2009/09/13(日) 12:27:36
http://www.asahi.com/international/update/0913/TKY200909120269.html
アフガン空爆被害者「外国軍は無実の市民を殺している」(1/3ページ)
2009年9月13日11時37分
【カブール=四倉幹木】アフガニスタン北部のクンドゥズ州で4日、多数の民間人が巻き添えになった駐留外国軍による反政府武装勢力タリバーンへの空爆の実態が、被害者らの証言で明らかになってきた。戦闘のはざまで、いや応なく犠牲を強いられる村人たちの憤りは深い。一方で今回の事件は、駐留外国軍のアフガン戦略にも影を落とし始めた。
11日午前。ラフマトゥラ君(15)は首から下を包帯でぐるぐるに巻かれ、首都カブールの病院の一室で横たわっていた。全身の9割にやけどを負い、頭も顔も真っ黒に焼けただれている。4日未明にクンドゥズ州南部であった空爆の巻き添えになり、その日のうちに約300キロ離れたカブールに運ばれてきた。
うめき声を上げると、ベッドの横に付き添う叔父のクドゥースさん(58)が耳を近づける。「よく聞き取れないんだが、『兄さんが死んだ』と言っているようだ。うわごとだよ」。医師は「もう助からない。午後までもてばいいくらいだ」と話した。
空爆は、駐留外国軍向けの燃料を運ぶタンクローリーを奪ったタリバーンを、米軍が狙ったとされる。だが、そこには付近の住民たちもいた。
州当局は当初、約90人の死者の半数がタリバーンとの見方を示し、犠牲になった住民もその支持者とみる当局者もいたが、地元では死者の大半が一般住民で、タリバーンに銃で脅されて従わされた結果だと口をそろえる。
現場近くのオマルヘル村にあるトラクター運転手ムハンマド・ヌールさん(25)の自宅に、覆面姿のタリバーン兵3人が押しかけたのは3日午後7時ごろ。川にはまったタンクローリーを引き出すために「トラクターを貸せ」と要求され、ほかの村人らと一緒に銃で脅されながら作業をしたが、引き出せなかった。
タリバーンは車体を軽くしようと、タンクから燃料を抜き、付近の住民を呼んで配り始めた。貧しい村人らが聞きつけてさらに集まり始めたところ、4日未明にジェット機の爆音が聞こえた。
空爆で両足に重傷を負ったヌールさんは、州都クンドゥズの病院で「現場にいたタリバーンは多くて15人ほどだった」と証言。「私の村は、日没以降はタリバーンに支配される。政府や外国軍は、仕方なく従わされている我々をタリバーンの支持者だというのか」と憤った。
燃料をもらいに行ったワジール・グルさん(20)は胸と背中に大やけどをし、兄も失った。「ただで燃料をくれるなら、相手がタリバーンでもだれでもいい。それくらい村は貧しいんだ」
ラフマトゥラ君も、兄やいとこと燃料を取りに行って巻き添えになった。いとこは現場で、カブールまで一緒に運ばれた兄ら8人も病院で死んだ。大半が少年だった。
「もちろんタリバーンが一番悪い。でも、外国軍はハイテクがあるのに、なぜ銃を持たない子どもたちとタリバーンの区別もつかないのか。彼らは無実の市民を殺しているだけだ」。叔父のクドゥースさんは涙をぬぐった。
アフガンではこれまでも北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)とタリバーンとの戦闘に住民が巻き込まれ、犠牲が相次いでいたが、今回の空爆は、批判を受けたISAFが戦略の見直しを進めているさなかに起きた。それだけに波紋は大きい。
空爆はクンドゥズ州に駐留するドイツ軍が要請し、米軍機が実行した。ドイツではこれを機にアフガン撤退を求める世論がさらに高まり、野党が国防相の責任を追及するなど27日の総選挙の大きな争点に浮上している。
米国でも、オバマ政権が模索するさらなる増派に影響を与えるのは必至だ。米CNNが1日に公表した世論調査では、アフガンでの戦争に反対する意見は57%に上った。
一方で、空爆を控えれば兵士の被害が増えかねないというジレンマも抱える。AFP通信によると、9日付の米紙は従軍記者の報告として、8日に東部クナール州で米兵4人がタリバーンとの戦闘で死亡した際に、所属部隊が繰り返し求めた支援爆撃が大幅に遅れた、と報じた。
タリバーンは、拠点の南部や東部だけでなく北部にも浸透してきており、今後、全土で戦闘が激化することも予想される。どんな戦略を描くのか、駐留外国軍は難しい選択を迫られそうだ。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板