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国際関係・安全保障論

1921名無しさん:2009/09/08(火) 19:25:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090828/20090828_0004.shtml

「陸自誘致」の与那国 「自衛隊強化」の対馬 国境の島 審判注視 防衛政策「民主政権」に懸念と期待
2009年08月28日 11:11
[ワッペン・政権選択2009]

 政権選択を焦点とした衆院選に「国境の島」の対馬(長崎県)と与那国島(沖縄県)でも、有権者の関心が高まっている。台湾や中国に近い与那国島では7月、浜田靖一防衛相が訪れ、陸上自衛隊の部隊配備を検討していることを明らかにした。朝鮮半島を望む対馬では、自民党の国防部会が北朝鮮問題などから警備の強化を求めている。だが、政権が交代すれば、離島の防衛政策は変わる可能性があるからだ。

 「NO!自衛隊誘致」。台湾と約110キロしか離れていない与那国島の随所に看板が立つ。戦前は日本の統治下にあった台湾との貿易拠点として栄え、島の人口はピーク時は1万2千人を超えた。だが、戦後は国境線が引かれて人口が激減。現在は8分の1の約1600人しかいない。島は今、自衛隊の誘致をめぐって住民の賛否が二分している。

 今月2日にあった与那国町長選では、誘致推進派の現職が反対派候補を抑えて再選された。ところが、民主党は誘致に否定的。政権の行方によっては誘致話は白紙になる可能性が高い。

 衆院選で民主党が優勢とされる中、与那国防衛協会副会長の糸数健一氏(56)は「12月にも閣議決定がされるはずだったのに残念。自衛隊が配備されれば人口が急増し、公共工事も増えて町の経済が活性化するのに」。一方、反対派で市民団体の共同代表を務める新崎長吉氏(67)は「民主が白紙にしてくれることを期待している。自衛隊が来れば、のどかな島の雰囲気は緊張に変わり、観光客が減ることの方が不安」と語る。

 対馬でも自衛隊の強化を求める動きがあった。6月、日本青年会議所が対馬市で国境問題を考えるフォーラムを開き、安全保障の評論家が「国境を本当に守るなら戦闘部隊を置くべきだ」と発言。自民党の国防部会も同月、対馬を含めた領域警備体制の確立を求める提言書をまとめた。

 賛同者の一人の対馬防衛協会の小松津代志事務局長は「朝鮮半島で有事が起きたら難民が島に押し寄せてくることが予想される。軍備増強著しい中国も脅威。民主党が政権を取れば、対馬の防衛政策は数年は遅れる」。

 しかし、こうした声は島内では主流ではなく、地元郷土史家の永留久恵さん(88)は「対馬は昔から大陸との交流が盛ん。軍備よりも外交で関係を良くすることを考えなければ」と話している。 


=2009/08/28付 西日本新聞朝刊=


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