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国際関係・安全保障論

1901千葉9区:2009/08/16(日) 00:46:05
http://mainichi.jp/select/world/news/20090814dde007030057000c.html
アフガニスタンの日常:/5 広報活動は口伝え
 7月のある夜、アフガニスタン東部の民家。旧支配勢力タリバンのメンバーの男が、旧知のベテラン記者を訪れた。20日の大統領選に関するタリバンの方針をじかに説明するためだった。

 タリバンは政権を握っていた90年代、徹底した秘密主義を貫き世界から孤立していた。その反省から、今では積極的な広報活動に乗り出している。

 「我々が戦うのは米国に我々の土地を侵略されているから。戦闘で人が死んでいると批判するのは本末転倒だ」「我々は大統領選の実施を認めず、国民に徹底抗戦を求める」

 床に座り、ゆっくりと語り続ける男。地元記者が後日に詳細を報じると、複数の通信社が世界に配信した。

 男はタリバン指導部の命を受けた伝令役の一人。携帯電話でのやり取りを避けるのは、発信源を特定される恐れがあるためだ。タリバンの「情報員」は、利便性に頼らないことで身の安全を担保する。【アフガン東部で栗田慎一】=つづく

http://mainichi.jp/select/world/news/20090815dde007030044000c.html
アフガニスタンの日常:/6止 8歳の窓ふき少女
 渋滞で動かなくなった車に、粗末な衣服をまとった子供たちが駆け寄り、布切れでフロントガラスを慌ただしくふき始めた。アフガニスタンのカブールでよく見られる光景だ。

 サイダちゃん(8)は3年前から窓ふきを始めた。排ガスまみれになりながら1日100円前後を稼ぐ。最近は四輪駆動車など窓に手が届かない大型車が増え、収入減を心配している。

 学校に行ったことはない。父は病床、母も病弱だ。国に福祉制度はない。6人兄弟の2番目。働くしかない。

 四半世紀以上も戦争状態にあり、大人の働き手を失った家庭は珍しくない。助け合うはずの地域社会も多くが瓦解した。戦争が児童労働を強い、子供が子供でいられる時間を短くしている。

 「ここに来れば友達に会える」。サイダちゃんが無邪気に笑う。昼食の時間。8歳から12歳の窓ふき仲間8人と、手のひらサイズの小さなナンを分け合った。【カブールで栗田慎一】=おわり


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