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国際関係・安全保障論

1867千葉9区:2009/07/06(月) 23:13:35
>>1865
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-06-M_1-002-1_002.html?PSID=000a5b0cbb4b8e80a847a721923172ad
人口増へ「苦渋の決断」/与那国町長の自衛隊誘致/住民の合意形成 後手に
誘致派「島を活性化」 反対派「説明不十分」


 外間守吉与那国町長が6月30日、浜田靖一防衛相に自衛隊誘致を要請した背景には、防衛省が年末に策定する新防衛計画の大綱や中期防衛計画の作業が大詰めを迎えた事情がある。「陸上自衛隊の与那国配備」を盛り込むために「6月末が要請のタイムリミット」と誘致派に背中を押された。一方で、8月2日に町長選を控え、「自衛隊誘致」を争点にしたくない外間町長は「隠密要請」に出たが、逆に反対派は「説明が不十分」と批判を強めている。

 「いくつかの方策を打ち出したが、人口減に歯止めがかからない」。外間町長は今回の行動を「苦渋の決断」と説明する。

 人口約1650人。「卒業した中学生の分だけ人口が減る」と言われて久しい。島を出る一方で、戻る人が少ないという流れだ。最近では公共工事の削減などが響き、島内での子育てをあきらめ、家族ごと島を離れる住民も増えた。昨年9月には、与那国測候所が閉鎖し、島外からの給与を島内に落とす国家公務員が8人も引き揚げた。

 そんな中、2007年に海上自衛艦が島に入港した際、「一晩で400万円を使った」と話が広がった。「拳銃2丁(駐在警察官2人)で国境の島を守れない」と国防上の理由で自衛隊誘致を進める町民もいるが、誘致派の多くは「自衛隊=島の活性化」と考えている。

 外間町長は今年6月の町議会一般質問で人口増加策として「自衛隊を視野に入れる」と答弁。具体的には陸自の駐屯地で、100人規模が常駐することで隊舎や食堂、グラウンド、体育館などの社会資本整備も進むと想定。「4〜5人規模の分屯地なら断る」と言い切る。
 誘致派は514人分の署名を集め、昨年9月に町長や町議会に提出。「町長が行動を」と防衛相への要請を強く迫った。町長選で外間町長を支持する町民の中には、自衛隊誘致に反対の立場を取る町民もいる。外間町長は町内を刺激しないよう、要請の事実を一部町職員にしか伝えず、防衛相と会った。

 要請後、記者団に「手応えはあった。今後、町民にどういう形で理解せしめるか」と答え、タイムリミットを意識し、町民の合意形成が後手に回ったことをうかがわせた。

 自衛隊誘致に反対する住民の会の新崎長吉共同代表は「外間町長は誘致派、反対派のどちらにもいい顔をしようとしている。拙速すぎる。重要な問題は住民投票を行うべきだ」と憤る。

 与那国は一昨年から3年連続で台湾との航空直行便を実現するなど、台湾との交流に力を入れている。

 アジアへの最先端へ「交流の島」などを将来像に掲げた05年策定の「与那国・自立へのビジョン」で座長を務めた島袋純琉大教授(政治学)は「国境の与那国に自衛隊を置くのは、町の振興のためでは通じない。軍事的緊張につながりかねず、台湾の理解、支持を得られるか」と今回の要請に疑問を投げ掛けた。(八重山支局・福元大輔)


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