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国際関係・安全保障論

1839千葉9区:2009/05/18(月) 01:05:07
http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY200905170116.html
スリランカ、LTTEが敗北宣言「苦い結末に終わった」
2009年5月17日21時1分
 【コロンボ=武石英史郎】スリランカ北部で多数の民間人を「人間の盾」にして立てこもる反政府武装勢力タミル・イーラム解放の虎(LTTE)は17日、「戦いは苦い結末に終わった」と敗北を認める声明を出した。これに先立ち、政府軍は「民間人を全員解放した」と発表。LTTEの敗北声明後も包囲を狭めて攻勢を強めており、完全制圧を目指す構えだ。

 敗北声明は、LTTEに近いウェブサイト「タミル・ネット」が同日午後、LTTEの報道担当者のものとして掲載した。「わが人々を殺害するための敵(政府)の言い訳をできなくする最後の選択肢として、武器を置くことを決断した」としている。

 政府軍によると、LTTEとの戦闘は夜を徹して断続的に続いた。同日未明、LTTEは6隻のボートでラグーン(潟湖)に面した政府軍陣地を襲撃し、包囲の突破を試みたが、政府軍の反撃に遭い、約70人が死亡した。

 政府軍は逆に攻勢を強め、同日午前には「民間人全員を解放した」と発表。LTTEに対する包囲を長さ600メートル、幅400メートルの範囲にまで狭めた。LTTEの敗北声明が出された後も、政府軍の報道官は「信用できない。LTTEはまだ数百人は残っており、戦闘は今も継続中だ」と述べ、一気に制圧する構えを崩していない。

 ロイター通信は政府軍筋の話として、LTTEの指導者プラバカラン議長のものとみられる遺体が見つかり、確認を急いでいると報じたが、政府軍当局者は事実関係を否定している。LTTEが、最後には集団自殺を図るという見方も政府軍筋から出ている。

 「盾」になっていた民間人について政府軍は、攻勢を強めた14日から17日の「全員解放宣言」までの間に6万3千人が脱出したとしている。国連は5万〜10万人が取り残されているとしていた。

 政府は報道機関や援助関係者の現場への立ち入りを認めておらず、唯一現場で活動していた赤十字国際委員会(ICRC)も今月9日を最後に現地入りを断念している。政府側の発表以外に、戦火にさらされたとみられる民間人について情報がない状態が続いている。


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