したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際関係・安全保障論

1834千葉9区:2009/05/16(土) 12:24:26
>>1790-1791
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200905160002o.nwc
ソマリア内戦激化、治安回復 鍵握る暫定政府
2009/5/16

 ソマリアの暫定政府と反政府武装組織との戦闘が激化し、10日以降の3日間で少なくとも113人が死亡、2万7000人以上が難民となった。

 4月末にエリトリアから帰国した反政府指導者アウェイス氏は、アハメド暫定大統領との交渉を拒否していた。アウェイス氏とアハメド暫定大統領は、エチオピア軍の侵入で崩壊した「イスラム法廷連合」以来の盟友だが、「ジブチ合意」による統一政府樹立で意見が対立し、たもとを分かった。アウェイス氏はイスラム過激派武装組織「アルシャバブ」やイスラム強硬派政党「ヒズブル・イスラム」との連携を示唆していた。

 4月23日には、ブリュッセルでソマリアの治安強化のための国際会議が開かれ、2億1300万ドル(約204億円)以上の援助が決まった。国連と援助国は、ソマリア統一政府と「アフリカ連合(AU)ソマリア平和維持部隊(AMISOM)」の治安部隊を支援すれば、首都モガディシオや中部・南部の治安が改善すると期待している。

 しかし、現在、統一政府とAMISOMはアルシャバブやヒズブル・イスラムに忠誠を誓う反政府勢力から攻撃を受けており、中部・南部の治安状況は悪化したままだ。

 国際部隊や援助機関が活動するソマリアは北部を除けば、アフガニスタンやイラクよりも危険だ。2007〜08年に、治安は急激に悪化し、今年1月末にアハメド暫定大統領が就任してからも、状況は改善していない。

 アハメド大統領が、アルシャバブは無理としても、ヒズブル・イスラムの一部との対話にこぎ着け、地元志向の強い武装勢力指導者を統一政府の加わるよう説得できなければ、AMISOM強化のための国際支援の約束は、限定的な効果しか持たないだろう。ソマリアの治安改善は、第一義的には、AMISOMや国際援助ではなく、統一政府にかかっている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板