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国際関係・安全保障論

1823千葉9区:2009/05/06(水) 23:08:47
>>1211
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905060028.html
首相に初の非民族派が就任、分離独立運動くすぶるバスク自治州
マドリード(CNN) 分離独立運動がくすぶるスペイン北部のバスク自治州の州議会は5日、州首相に同国与党の社会労働党系であるバスク社会党のパチ・ロペス氏を選んだ。民族派以外の人物が首相に選出されたのは、1977年に暫定自治議会が認められて以降、初めて。


バスク社会党のほか、保守系の野党、国民党、小党がロペス氏支持で結集、首相に選んだ。民族派のバスク国民党は初めて、野党に転じる。ロペス氏は首相就任が決まった後、非合法の反政府組織「バスク祖国と自由(ETA)」との対決を優先的な政策課題にすることを宣言した。


バスク州議会選は3月1日に実施され、バスク国民党が30議席で第1党となったが、過半数の38議席には届かなかった。


社会労働党政権のサパテロ首相は2006年、ETAの無期限停戦の発表を受け、和平交渉に入る方針を示していた。しかし、その後もテロが発生し、対話路線の終結を発表、ETAも停戦破棄や武闘路線の再開を打ち出し、テロ攻撃を起こしていた。


ただ、スペイン、フランス両政府の摘発強化で、ETAは組織的に弱体化しているとされる。ETAは1960年代後半から武闘闘争を展開している。


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