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国際関係・安全保障論

181■とはずがたり:2003/05/18(日) 11:35
北朝鮮の秘密資金の経路などが明らかになれば面白い。

http://news.lycos.co.jp/topics/world/northkorea.html?d=17mainichiF0518m051&cat=2
<亡命希望>北朝鮮副部長が米へ 受け入れなら核問題で緊張も (毎日新聞-全文)
2003年5月17日(土)21時57分

【ワシントン中島哲夫】朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キムジョンイル)総書記の側近で秘密資金を扱っていたとされる吉在京(キルジェギョン)労働党書記室副部長が17日、米国亡 命を希望しているとの報道をめぐり、米国は外交上の難題に直面している。亡命が実現すれば、米 情報当局は総書記に関する極秘情報を大量に獲得できるが、亡命受け入れを公表した場合、北朝 鮮側が激しく反応し、核問題での緊張に輪をかける可能性もあるからだ。

米政府は最近、北朝鮮の核、ミサイルの脅威に加えて外貨獲得手段としての麻薬輸出にも注目 し、これを取り締まる構えを示している。吉副部長がオーストラリアでのヘロイン密輸を総指揮し、摘 発された失敗への処罰を恐れて亡命を図ったという報道が事実なら、米政府にとっては「渡りに船」 だ。

麻薬輸出や米ドル偽造を含めた秘密資金獲得作戦の全容が判明すれば、摘発は容易になるだ ろう。

また、側近の供述から金総書記の生活ぶりや思考法を把握することは、極めて強い対北圧力に なる。米国が武力行使の選択肢を排除していない以上、総書記はピンポイント爆撃を考慮して執務 場所の変更が必要になるかもしれない。米国としては「瀬戸際外交」の真意も読みやすくなる。

一方、米政府は吉副部長の亡命を受け入れても、これを公表しない可能性がある。オーストラリ ア紙が先月、北朝鮮の核科学者ら約20人が南太平洋ナウルを経由して米国などに亡命したと伝 えた時、米国務省はこの報道のうちナウルへの利益供与などの部分を強く否定し、亡命そのもの が事実かどうかには一切言及しない姿勢をとった。

もっとも97年、北朝鮮の張承吉(チャンスンギル)・駐エジプト大使夫妻らが米国に亡命した際、 当時のクリントン政権はこれを公式に確認し、北朝鮮は予定されていた米朝ミサイル協議の再開を 拒否した。

今回、同種の展開になれば中国が仲介する3カ国協議の2回目開催は無期延期も同然となる。 米政府は協議をあえて先送りしたうえで強圧的な手法を選ぼうとする可能性もある。吉副部長の亡命を公表するかどうかは、難しい判断といえる。

[毎日新聞5月17日] ( 2003-05-17-21:57 )


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