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国際関係・安全保障論

1776千葉9区:2009/02/16(月) 22:56:05
>>1606あたり
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009021602000068.html
コソボ続く民族分断 あす独立から1年
2009年2月16日 朝刊

 【ベルリン=三浦耕喜】アルバニア人が多数を占めるコソボがセルビアからの独立を宣言してから十七日で一年を迎える。憲法制定など国家としての形は整いつつあるが、海外からの投資は進まず、市民の多くは失業と貧困にあえいでいる。また少数派のセルビア人の抵抗は根強く、民族融和は遠い夢だ。

 人口約二百万人のコソボは二〇〇八年二月十七日、セルビアやその後ろ盾のロシアの反対を押し切って独立を宣言。これまでに米国や日本、欧州連合(EU)加盟の二十二カ国など、計五十四カ国から国家承認を取り付け、十八カ国に大使館を設置した。

 同年六月には独自の憲法が発効。コソボを暫定統治してきた国連も、EUが主軸の文民支援隊へ権限移譲を進めている。

 その一方で、経済の再建は進まず、コソボの一人当たりの国内総生産(GDP)は千七百七十ユーロ(約二十一万円)と、EU最低レベルのブルガリアの半分以下。失業率も45−50%に達し、収入源はもっぱら、約四十万人とされる国外のコソボ出身者からの送金に頼っていたが、金融危機に伴う不況が直撃した。

 生活の困窮に輪をかけているのが、約十二万人のセルビア人住民による抵抗だ。

 北部のセルビア人居住地域では独自の議会が開設されるなど、コソボは事実上分断状態となっている。対立するセルビアからの陸路は遮断され、インフラの整備もままならない。

 今年一月には独自の軍隊「コソボ治安軍」が約三千人体制で発足したが、同軍はセルビアと戦ったアルバニア系武装組織のコソボ解放軍(KLA)が衣替えしたもの。セルビア人住民の感情を逆なでして、治安の不安要因となっている。


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