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国際関係・安全保障論

1741千葉9区:2009/02/01(日) 16:06:33
http://mainichi.jp/select/world/news/20090201ddm007070158000c.html
街角:エルサレム 80キロ先の悲しみ
 パレスチナ自治区ガザ地区に対するイスラエル軍の侵攻では、その攻撃の激しさだけでなく、徹底した「メディア対策」にも驚かされた。

 昨年末の空爆開始直後は、携帯電話が鳴り続けた。外務省から「(ガザからロケット弾が撃ち込まれるイスラエル南部の町)スデロトに臨時プレスセンターができた」との案内があれば、政府に近い広報団体からは「何か必要な情報があれば連絡してください。お力になりますよ」。さらには、政府幹部が「早急に会って現状について直接説明しましょう」……。

 イスラエル政府は外国報道機関のガザ入りを制限し続けた。カメラは少しでも現場に近づこうと、必然的にガザ境界に近いイスラエル南部の「最前線」に集中した。そこでは、空爆下のガザを遠巻きにする一方で、ロケット弾の接近を知らせる警報が響き渡るイスラエル側の緊迫を見て取れる。閣僚らはこぞって、この「最前線」で記者会見を開いた。

 「イスラエルは自国の『被害』に関心を集めようとしている」。そんな、うがった見方も出た。

 ガザ攻撃中、支局のあるエルサレムの街中は平時とさほど変わらなかった。誤って1度、空襲警報が鳴ったぐらいだ。それが80キロ程しか離れていないガザは激しい戦時下。私は停戦4日目にしてやっと、ガザ入りを許可された。見渡す限り一面、家屋が破壊された現場があった。歩けば歩くほど、人々の悲しみにぶつかった。ガザに入れないイスラエルの一般国民は果たして、この実態をどれだけ理解できているのだろうか。【前田英司】

毎日新聞 2009年2月1日 東京朝刊


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