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国際関係・安全保障論
1738
:
千葉9区
:2009/02/01(日) 01:45:32
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090130-OYT1T00007.htm
タリバン拠点、掃討で無人の荒野に…パキスタン部族地域
国際テロ組織アル・カーイダのメンバーが多数潜伏し、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンの出撃拠点ともなっている国境沿いのパキスタン政府直轄部族地域。パキスタン国軍や治安部隊が昨年8月から掃討作戦を続ける同地域バジャウル地区に28日、入った。
約半年間の戦闘で、住民の大半にあたる約50万人が避難民となって地区外に流出、幹線道路沿いの建物はことごとく破壊され、無人の「荒野」と化していた。
治安部隊の地区本部がある中心地カールから車で西へ約20分。「最前線の一つ」として案内された地点は、数十人の兵士が守備しているだけで、戦闘地域とは思えない静けさに包まれていた。沿道にある建物は、モスク(イスラム教礼拝所)でさえ、武装勢力の隠れ家になるとの理由で粉々にされ、兵士以外はほとんど誰も見かけない。畑には収穫されなかったトウモロコシが立ち枯れていた。
それでも、時折、少し離れた場所からは砲撃音が聞こえ、周囲の山々に反響し、腹に響く。27日夜には、検問所の近くの男子小学校が爆破された。兵士の1人は、「油断していると、タリバンの連中は突然、トラックなどに分乗して数百人規模で襲撃してくる」と周囲を警戒した。
部族地域は、国内法が及ばない事実上の無法地帯で、テロリストや犯罪者の巣窟(そうくつ)となっている。
バジャウル地区に展開する軍、治安部隊を束ねるムハンマド・ノーマン・サイード司令官は「殺害した悪党(タリバン)はこれまで約1000人に上る。地区内にはまだ1000人ほど残っているが、間もなく全域を『解放』できるだろう」との見通しを示した。
隣接するモフマンド地区でも昨年10月以降、バジャウルから逃げ込んだ武装兵の掃討作戦が行われている。一見、掃討作戦は順調に推移し、パキスタンも対テロ戦争にようやく本腰を入れたかに見える。
しかし、バジャウル地区の部隊長の1人は「誰のために戦っているのか全く分からない。同胞を殺害する作戦で士気など上がるはずがない」と小声でこぼした。
パキスタンが今回、掃討に乗り出した背景には、米国の強い圧力がある。アフガンでのタリバンの攻撃激化に手を焼いたブッシュ米大統領(当時)が昨年7月、訪米したギラニ首相に部族地域への米軍地上部隊派遣も辞さない構えを見せたため、やらざるを得なくなったのが実情だ。
パキスタン国軍筋は「バジャウルにいたタリバンの主力は、既にモフマンドを経由し、さらに南方のオラクザイに拠点を移した」と指摘した上で、「部族地域全体に一斉攻撃をかけない限り、いたちごっこが続くだけだ」と断言する。だが、タリバンのようなイスラム過激派を対外工作に利用してきた軍・政府に、一斉攻撃を命じる気配はない。(パキスタン北部・バジャウル地区で 佐藤昌宏)
(2009年1月30日10時19分 読売新聞)
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