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国際関係・安全保障論

1736千葉9区:2009/02/01(日) 00:28:11
http://mainichi.jp/select/world/news/20090201k0000m030040000c.html
イラク地方選:スンニ派本格参加、次期総選挙の前哨戦に
 【エルサレム高橋宗男】イラク地方選挙(県評議会選)が31日、国内18県中14県で実施された。05年1月の前回地方選をボイコットしたイスラム教スンニ派の参加や、シーア連合の分裂などにより、政治勢力図が書き換えられる可能性がある。今年末にも行われる連邦議会選の前哨戦と位置付けられるほか、米軍撤退日程を左右する国民融和進展の試金石ともなりそうだ。

 クルド地域(3県)と石油都市キルクークを含むタミム県を除く14県の計440議席を巡り、400以上の党・会派から女性約4000人を含む1万4400人以上が出馬した。有権者数は約1500万人。原則として政党を選ぶ比例代表制だが、候補者個人への投票も可能。複雑な方式のため、大勢判明に少なくとも数日、確定まで数週間を要する見通し。

 人口の6割を占めるシーア派は、国政レベルで政党連合を組む最大政党「イラク・イスラム最高評議会」と、マリキ首相率いる「アッダワ党」の2大勢力がそれぞれ連合会派を作り、シーア派内で主導権争いを繰り広げる。治安改善などで自信を深めるマリキ首相は、国民の信任を得て次期総選挙を有利に戦いたい考えだ。

 スンニ派の本格参加により、同派内では既存政党と、各地で治安改善に貢献した部族主導の「覚せい評議会」指導者ら新興勢力がしのぎを削る。また、スンニ派とクルド人が混在する北部ニネバ県や、スンニ派とシーア派が拮抗(きっこう)するディヤラ県では、評議会の宗派バランスが是正されそうだ。

 イラク国内では、戦後の宗教政党支配に対する失望感も深まっており、世俗派がどこまで切り崩しを図れるかという点も注目される。

 バグダッドの商店主でスンニ派のムハンマド・アミンさん(37)は戦後初めて選挙に参加。「スンニ派は少数派かもしれないが、過小評価されてはならない。スンニ派が相応の役割を得るために投票した」と語った。

 政府は投票所への過激な武装組織による攻撃を警戒し、30日からバグダッドなど主要都市に車両制限や夜間外出禁止令を発令したほか、国境と県境、空港を封鎖する厳戒態勢をとった。


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