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国際関係・安全保障論

1733千葉9区:2009/01/31(土) 12:48:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009013102000121.html
スコープ ちぐはぐロシア 政府困惑
2009年1月31日 紙面から

 政府が対ロシア外交で困惑している。メドベージェフ大統領から麻生太郎首相に首脳会談の誘いがあったかと思えば、北方四島への人道支援が、ロシア側の出入国カード提出要求で中止に。政府は二つの動きに関連性はないとして冷静に対応する構えだが、振り回されている印象は否めない。 (高山晶一)

 首相は十四日、ロシアのプーチン首相に近いミロノフ上院議長と会談し、来日の調整が進んでいるプーチン首相との会談で北方領土問題を前進させたいとの意向を伝えた。

 二十四日には首相はメドベージェフ大統領と電話会談。大統領から、二月中旬にサハリン島で開かれる液化天然ガス(LNG)生産開始式典に招待されるとともに、「二国間のすべての問題について話し合いたい」と首脳会談も打診された。

 これらは、極東開発などで互恵関係を強めたいロシア側の熱意の表れ。政府は「非常に積極的な展開」(外務省幹部)と歓迎していた。

 ところが二十七日、北方四島に医療品などの支援物資を運ぼうとしていた日本の輸送団が、従来不要だった出入国カード提出を求められる事態が起きた。カードを提出すれば四島をロシア領だと認めることになるため、上陸を断念した。ロシア側が対応を変えなければ、旅券・ビザなしで旧島民が墓参する恒例の行事も実施が危ぶまれる。

 同じタイミングで、鳥取県の漁船が日本海でロシア当局に拿捕(だほ)される事件も起きた。

 大統領が送ってきた対話のメッセージとは正反対の態度だけに、「ロシア側の意図が理解できない」(河村建夫官房長官)と困惑する。出入国カード問題は、あくまで提出しない方針でロシア側と協議を重ねていくが、「見通しは厳しい」(別の外務省幹部)との声も漏れる。政府は当面、これらの問題を切り離し、対話は対話で進めていく考えだ。


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