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国際関係・安全保障論

1620とはずがたり:2008/03/01(土) 01:03:14
大臣室、謎の1時間 防衛相・次官、説明食い違い
http://www.asahi.com/national/update/0229/TKY200802290186.html
2008年02月29日15時18分

 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故の発生当日、石破防衛相自らあたごの航海長から1時間にわたって事情を聴いた際、一体何が語られたのか。発生間もない混乱状態の当日、防衛省側が公表したのは、「衝突2分前に右前方に緑の灯火」といった断片的な情報だけ。不確かな情報が独り歩きし、その後の混乱を招く一因ともなった。国会や記者会見での石破氏と増田好平事務次官の説明も微妙に食い違っている。

 石破氏や防衛省の説明では、航海長の聴取が行われたのは事故発生から8時間後の19日正午から。東京・市谷の防衛省11階にある大臣室に、国会から急きょ戻った石破氏のほかに増田次官、斎藤隆統合幕僚長や海上幕僚監部の幹部ら10人以上が顔をそろえた。航海長の3佐は手書きのメモを手に、緊張した様子だったという。

 これに先立ち、午前10時から海幕幹部3人が約1時間、航海長から事故状況を聞き取っていた。

 「海幕で(航海長から)聞き取り、報告は海幕幹部からあった」(石破氏)

 「航海長がずっと話をしていた。海幕でのヒアリング内容は(大臣室で)報告されなかった」(増田次官)。両者の話は食い違いを見せる。共通するのは、同夕に石破氏が自民党合同部会で、初めて明らかにした「衝突の2分前に緑色の灯火に気づいた」ことを、2回の聴取で知った点だ。

 だが、同夜の会見で、自民党合同部会の内容を問われた海幕防衛部長は「2分前の緑色は漁船かどうかわからない」と強調。清徳丸はあたごから見て右から左に進んでおり、右舷にある緑灯が見えるのは不自然だったからだ。

 捜査の初期段階での供述は、ほかの供述や物証と照らし合わせると矛盾点も少なくない。「発生直後で流動的だった情報が、外部に出ることで既成事実化し、防衛省が引きずられたのでは」とみる防衛省関係者もいる。

 実際は19日、あたごに乗り込んだ護衛艦隊幕僚長が乗組員から状況を聞き取り、午後4時18分に海幕に「最初の確認は(衝突2分前である)午前4時5分より前」とファクス送信。夜には石破氏もこの情報を把握した。海幕があたごに戻った航海長らに電話で再度聴取した末、翌20日午前8時半、「12分前に灯火を視認」の報告を受けた、としている。

 石破氏は28日の参院外交防衛委員会で、「12分前」などの話は航海長からの聴取では「出て参りませんでした」と答弁した。

 だが、航海長は3時55分ごろに交代する前の当直責任者。航海長が当直だった時間帯について尋ねなかったのかと質問された石破氏は、「これだけですか、と聞いた記憶はあるが、詳細をギリギリ聞かなかった」と答弁した。

 航海長からの聴取内容は文書にまとめられ、19日午後3時59分に、同省運用企画局長が海上保安庁の警備救難部管理課長あてに、ファクスした。

 増田次官は27日夜の会見で議事録の存在を否定。28日に大臣室での聞き取りのメモの存在を認めたが、内容は「捜査に影響を与える部分は控えさせていただく」と、公表していない。


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