したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際関係・安全保障論

1613名無しさん:2008/02/28(木) 02:29:40
「記憶」「覚えていない」「覚えておらず」が計5回も登場する記事。

イージス艦事故:航海長聴取で虚偽説明の疑い 防衛次官
http://mainichi.jp/select/today/news/20080228k0000m040139000c.html

 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、石破茂防衛相らが第3管区海上保安本部の了解を得ずにあたごの航海長から事情を聴いていた問題で、防衛省の増田好平事務次官は27日夜の臨時会見で、了解を受けたとする電話について「海保側の確認が取れない」としたうえで、「(虚偽説明の)可能性は全く排除できるということではない」と、これまでの吉川栄治海上幕僚長らの説明が虚偽だった疑いが強まった。情報の隠ぺいの可能性もあり、いずれかの段階で石破防衛相の引責は避けられないとの見方が与党内にも浮上している。【本多健、加藤隆寛】

 増田次官によると、海自横須賀地方総監部の第4幕僚室長が、横須賀海上保安部に救助活動に参加してけがをした乗組員と、部隊への報告のために幹部をヘリコプターで移動させると電話連絡し、了解を得たうえで、けが人は神奈川・横須賀基地へ、航海長は海上幕僚監部(東京都新宿区)へ、別のヘリで移送したという。

 航海長は19日午前9時10分ごろあたごを出発し、ヘリで海幕に移動。同10時ごろから海幕幹部らと会い、正午ごろから約1時間、大臣室で石破氏や増田次官ら幹部約10人と直接面談した。増田次官は「何を聴いたか記憶していない」「メモもとっていない」という。

 連絡を受けた海保側の職員はいまだに確認できていない。しかも、室長は連絡した時刻を「午前中」としか覚えておらず、誰に連絡したかの記憶もあいまいという。増田次官は「海保側の確認が取れない。やり方は適切というか、スマートではなかった」と、事実上虚偽説明を認めた。

 大臣室で事情を聴くきっかけについて、増田次官は「誰が呼んでそういうことになったのか明確でない」とし、「自分が質問したかどうかも覚えていない」と釈明した。

 一方、防衛省の徳地秀士運用企画局長が26日未明、「航海長に聴いた内容に基づき、19日午後0時10分に大臣に報告した」と公表していたが、この時間帯は石破防衛相も徳地局長も大臣室で航海長から事情聴取をしていたことも発覚。増田次官は「不正確だった」と26日の発表内容を撤回。石破防衛相と航海長が直接会った事実を隠すための虚偽発言ではと指摘されると、「虚偽というのは意図が入る。意図的だという材料はない」と苦しい弁明に追われた。

 ◇石破防衛相の進退「流れ決まった」

 自民党幹部は27日夜、石破茂防衛相の進退について「すでに流れは決まっている。後はどのタイミングで辞めるか、という話だ」と述べ、衝突事故の原因究明などに一定の区切りをつけた時点での辞任は避けられないとの見通しを示した。

 ◇防衛省からの連絡は聴取後の「事後連絡」 海保

 この問題で、第3管区海上保安本部(横浜)は27日深夜、改めて防衛省からの連絡は聴取後の「事後連絡」と発表した。会見で秋本茂雄警備救難部長は「うちでは(防衛省が主張する事前連絡の)事実が確認できなかった。原因が分からず困っている」と述べた。

 3管によると、防衛省側からの聴取の連絡は19日午後1時40分にあり、海上幕僚監部の運用支援課長から海上保安庁警備救難部警備課長に電話があった。

 また、午後0時12分から数回にわたり、あたごの横須賀基地へのえい航について調整するため、横須賀海上保安部の警備救難課長が海自横須賀地方総監部第4幕僚室と電話で話した際、総監部側から「航海長が東京方面へ説明のためヘリコプターで下船している」と連絡を受けたという。

 ただ、横須賀海保の課長はどの時点の電話か覚えておらず、この連絡を上司にも伝えていなかった。課長は27日にこのやり取りを思い出したが、「下りてしまったものはしょうがないと思った」と話しているという。【堀智行、池田知広】

毎日新聞 2008年2月27日 23時37分 (最終更新時間 2月28日 2時16分)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板