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国際関係・安全保障論

1434とはずがたり:2007/01/05(金) 12:11:08
ソマリア内戦:暫定政府が勝利宣言 武装放棄呼びかけ、国土の南半分を掌握
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20070103ddm007030065000c.html

 【ナイロビ白戸圭一】ソマリアのイスラム原理主義勢力「イスラム法廷連合」が1日、最後の拠点としていた南部の港湾都市キスマユから撤退し、首都モガディシオから進軍してきた暫定政府とエチオピア軍の部隊が制圧した。これにより、暫定政府は国土のほぼ南半分を掌握した。ゲディ暫定政府首相は同日、首都で「軍閥割拠の時代は終わった」と勝利宣言し、国民に3日以内に武器を捨てるよう呼びかけた。

 ソマリアが91年に無政府状態になって以降、暫定政府は最も広い範囲を支配する政治勢力となったが、北部には「ソマリランド」と称する国際的承認を得ていない「国家」などが存在し、暫定政府と一線を画している。今後は暫定政府が南部で実効支配を確立し、北部の勢力と国家再統一へ向けた交渉ができるかが焦点となった。

 キスマユの住民が毎日新聞の電話取材に答えたところによると、法廷連合はキスマユの北約100キロのジリブで31日夜、エチオピアと暫定政府の連合軍に敗退。アウェイス師ら法廷連合指導者が1日未明、ケニアとの国境方面に逃走したという。キスマユに住むハジ・モハメッド・グレドさんは電話取材に「地元民兵がエチオピア軍、暫定政府軍と市内の治安を維持しており、混乱はない」と語った。

 法廷連合の戦闘員が爆弾テロなどで抵抗する可能性もあり、暫定政府のアイディード内相は記者団に「(法廷連合とは)和解しない。彼らはイラクのような内戦を始める」と危機感を表明した。

 暫定政府はエチオピア軍駐留が長引けば住民の反エチオピア感情が強まると考え、アフリカ連合(AU)に平和維持部隊派遣を要請している。

毎日新聞 2007年1月3日 東京朝刊

米国:ソマリア沖に海軍艦艇を展開 過激派の逃走阻止で
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20070104k0000e030021000c.html
 【ワシントン笠原敏彦】米政府は3日、ソマリア内戦でイスラム原理主義勢力「イスラム法廷連合」が敗走態勢に入った事態を受け、イスラム過激派やテロリストの国外逃走を阻止するため米海軍艦艇をソマリア沖に展開させたことを明かした。5日にケニアで関係国を集めたソマリア連絡調整(コンタクト)グループの会合を開き、首都モガディシオを制圧した暫定政府への支援策を検討する。

 米国は法廷連合と国際テロ組織アルカイダの連携を指摘し、ソマリアがテロ組織の温床になることを警戒してきた。特に98年に起きたケニア、タンザニアの米大使館同時爆破テロの首謀者らがソマリアに潜伏しているとみて行方を追っている。

 マコーマック国務省報道官は定例会見で「法廷連合の指導者やメンバーらがソマリアから逃走するのは大きな懸念だ。海上の逃走ルートを遮断する必要がある」と述べた。ソマリア沖への米海軍艦艇の展開規模は明らかになっていない。

 また、米国が暫定政府支援のため昨年6月に欧州やアフリカ諸国を中心に設立した連絡調整グループの会合開催については「治安情勢への対処や暫定政府の強化策などを話し合う」と説明した。米国はエチオピア軍の支援によって暫定政府が首都を制圧した弾みを生かし、対テロ戦争で重要な位置を占めるソマリアの安定化を図りたいと考えている。

毎日新聞 2007年1月4日 10時37分


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