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国際関係・安全保障論

142■とはずがたり:2003/03/29(土) 17:33
ナポレオン戦争が教科書的には国民皆兵の,第1次大戦が同じくに国家総動員のきっかけとなったように,今回の戦争が精密爆弾によるピンポイント攻撃とそれに伴う市民に危害の加わらない戦争への転換点になるのではと思っていた。
しかし,アメリカの攻撃もいい加減の様である。勿論,イラク軍の流れ弾だったり反米感情をあおるために市民を攻撃している可能性も捨てきれないのだが。
http://news.lycos.co.jp/topics/world/operation.html?d=29mainichiF0329e051&cat=2
<イラク戦争>相次ぐ「誤爆」 反米感情の高揚必至  (毎日新聞-全文)
2003年3月29日(土)12時33分

 【アンマン小倉孝保】バグダッドで28日、米英軍による爆撃で市民に多数の犠牲者が出たことにより、イラクばかりかアラブ民衆の間に反米感情が盛り上がるのは確実だ。バグダッドでは同日昼間と26日に相次いでミサイルが着弾、多数の犠牲者が出たばかり。「同胞」の犠牲に同情するアラブ民衆の間には、攻撃を阻止できないアラブの指導者への批判が高まっている。

 開戦前、多くのイラク市民の間には「米軍の空爆は怖くない。市民を狙うはずがないからだ」と米軍のハイテク兵器に一定の信頼感のようなものがあった。テレビ映像などで米軍のピンポイント攻撃を知っている市民は、米軍は的確に軍や政府機関を狙うはずと考えていたからだ。フセイン政権に対する嫌悪感も強く、米軍が同政権を相手にしている限り、市民感情の盛り上がりにも限界があった。

 だが、増える市民の被害を受け市民感情には微妙な変化が生まれている。バグダッドとアンマンを結ぶイラク人運転手は「イラク人は米軍をはっきり敵として考えるようになってきた」と話した。アラブ人の多くはイラク市民に対し同胞としての親近感を持っている。だが、市民への被害が増えることでアラブ人が米軍の攻撃を「同胞」への攻撃と考える可能性が高まりつつある。

 28日にはカイロで大規模なデモが発生したほか、イラクと長年、敵対関係にあったイランの首都テヘランでも開戦後、初めてのデモが発生し、数千人の市民が米国旗を焼くなどした。また、ヨルダン各地でも大規模なデモが発生し、米軍の攻撃阻止に有効な手立てを打てないエジプトはじめ、バーレーンなど米軍を受け入れている湾岸諸国の政府に対しても抗議の声が上がった。

 こうした状況に対するアラブ諸国政府の危機感は強く、サウド・サウジアラビア外相は先日、「戦争が長引けば、米国との関係に悪影響が出る」と米・サウジ関係を憂慮する発言を行った。また、ムバラク大統領は27日、「戦争終了後も、地域の不安定化を招く」と話した。
[毎日新聞3月29日] ( 2003-03-29-12:33 )


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