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国際関係・安全保障論

1412片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/21(火) 20:10:40
この齟齬はよくわかりにくいからニュースで解説されないけど、大事なところだと思う。
塩崎官房長官は、日本領を直接攻撃しないミサイル迎撃も集団的自衛権にあたらない場合がありうることを言う。これは、安倍がぼやっと言ってたことの具体化だろう(個別ケースの検討とかいうやつ)。
それに対し、久間はこのように言うが、日本領を横切る場合どう解釈されるのか。
そして、塩崎の示唆は実は小沢ビジョンと近かったりする。

MDの集団自衛権、「福田談話」見直しも…官房長官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061120ia27.htm

 塩崎官房長官は20日の記者会見で、ミサイル防衛(MD)の集団的自衛権行使の事例研究に関連し、MDを日本の防衛目的に限定した2003年12月の福田官房長官談話の見直しもあり得るとの考えを示した。

 米国へ発射されたミサイルを日本が迎撃する問題の事例研究について、塩崎長官は「(福田長官の)談話の真意も議論しようということだ。結果によって談話を見直すかどうかが決まる」と語った。

 政府の憲法解釈は、日本以外に向けて発射されたミサイルの迎撃は、憲法が禁じる集団的自衛権の行使に当たる恐れがあるとしている。政府がMD導入を正式決定した際の福田長官談話は「(MDは)わが国を防衛することを目的とするもので、第三国の防衛に用いられることはないことから、集団的自衛権の問題は生じない」としている。

(2006年11月21日0時9分 読売新聞)

官房長官のMD発言、久間防衛長官「理解できない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061121ia02.htm

 久間防衛長官は21日午前の閣議後の記者会見で、ミサイル防衛(MD)を日本の防衛目的に限るとする福田官房長官談話の見直しに言及した塩崎官房長官の発言について、「日本から発射するMDシステムで他国に向かうミサイルを追いかけることはないから、(談話に)直接抵触することはない。私にはよく理解できない」と疑問を呈した。

(2006年11月21日12時52分 読売新聞)

他国へ向かうミサイル迎撃「実際には無理」 久間長官
2006年11月21日11時03分
http://www.asahi.com/politics/update/1121/002.html

 久間防衛庁長官は21日の記者会見で、日本のミサイル防衛(MD)システムを他国の防衛には使わず、集団的自衛権の問題は生じないとした03年の福田官房長官談話の見直し問題について「よその国に向かって発射されているミサイルを日本のMDで撃ち落とすのは実際問題としてできない。後ろから追撃するのは物理的に無理だ。法律論以前の話だ」と述べ、談話の見直しは必要ないとの考えを示した。


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