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国際関係・安全保障論

1337とはずがたり:2006/10/11(水) 00:25:06
>新しい枠組み
中国にとって北朝鮮は権益であった。共産主義国家であり,同盟国であり,米軍との緩衝国である。
現行体制を崩壊させた後の中国の現行利権の保護に最大限注意を払わねば中国の協力は得られまい。

米、北朝鮮制裁で体制打撃狙う 「かぎは中国」
2006年10月10日(火)22:18
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2006101003210.html

 米国務省で対北朝鮮政策を引っ張るヒル国務次官補は9日、米国の対北朝鮮制裁について米FOXニュースのインタビューで「(金正日(キム・ジョンイル))体制に打撃を与える分野を狙っている」と語った。

 米政府はこの日、国連安全保障理事会に強制行動を定めた国連憲章7章に基づく北朝鮮制裁決議草案を示した。核・ミサイル関連技術やぜいたく品などの北朝鮮への移転を禁じ、北朝鮮に出入りする船舶の臨検も盛り込む厳しい内容だ。

 ヒル氏は制裁を加えることによって体制の土台を揺るがし、姿勢の変化を引き出す狙いを隠そうとしない。ぜいたく品を決議に含めたのは、朝鮮労働党や軍の幹部ら、政権中枢に照準を合わせたためだ。米政府は軍事行動の可能性は否定しているが、最大限の圧力を加える姿勢だ。

 「かぎとなる国は中国だ」。ヒル氏はCNNなどでこう繰り返した。「緊密に協力し、中国も決議に同調できるのか見てみたい」とも述べた。

 今のところ中国は決議採択に理解を示し、ボルトン米国連大使は9日の提案後、「だれも北朝鮮の核実験を擁護しなかった。安保理の雰囲気に非常に力づけられた」と歓迎。核実験予告声明のとき、慎重姿勢の中国を大使が「安保理内にいる北朝鮮の擁護者」と批判した時と比べ、米中の立場は近づいた。

 だが、今回米側が中国の対応を重視するのは、常任理事国としての影響力のためだけではない。船舶や航空機の北朝鮮への出入りを制限しても、国境を接し、最大の援助国である中国から陸路での物資の流入が止まらなければ意味がないからだ。


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