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国際関係・安全保障論

130■とはずがたり:2003/03/26(水) 02:32
当時のハイテク,ジェット航空機が苦戦したベトナム戦争の二の舞になるのか?

http://news.lycos.co.jp/world/story.html?q=25mainichiF0326m097&cat=2
<イラク戦争>首都攻防を前に、米軍ヘリ戦果挙げられず (毎 日新聞-全文)
2003年3月25日(火)21時6分

【ワシントン中島哲夫】イラク南部から北上してきた米陸軍と海兵隊の地上部隊は間もなくバグダッド近郊に到達すると見られるが、激突を前に首都を守る共和国防衛隊を空からたたこうとした米軍ヘリコプター編隊の攻撃が大きな戦果を挙げられず、逆に予想外の損害を受けたことが25日、分かった。首都攻略の困難さが早くも露呈した形で、南部の制圧の不十分さやイラク側 が化学兵器を使う可能性と合わせ、短期決戦戦略の不安材料になっている。

この攻撃は23日夜から24日未明にかけて、バグダッド南東カルバラ付近に布陣し米軍を待つ共和国防衛隊メディナ師団の戦車や火砲を破壊する目的で行われた。世界最強を誇る攻撃 ヘリ「AH64アパッチ」が30数機参加し、そのうち1機が墜落または不時着して、乗員2名がイラク側の捕虜になった。

米中東軍はこの作戦は「極めて効果的」だったとしているが、ヘリ部隊の同行記者が伝えた25 日付の米紙ワシントン・ポストなどによると、実態は非常に厳しいものだった。

報道によれば、ヘリ部隊は戦車4、5両や装甲兵員輸送車など計10両程度を撃破したが、突然、周辺の道路や民家の屋根、裏庭などから集中攻撃を受けた。いずれも対空機関砲や小銃 などだったが、編隊の大半が襲われ、乗員の一人によれば機体の前後左右下方のすべてに被 弾した。

アパッチ編隊は30ミリ機関砲やロケット砲で応戦したが、防弾ガラスが破られ負傷する乗員も 出て、退避を余儀なくされた。装甲が頑丈なため撃墜は免れたが▽油圧システムを破壊されて 攻撃できなくなった▽ロケット砲の発射装置に着弾して火を噴いた――など、深刻な被害が続出した。

乗員2名が捕虜になったヘリは、イラク側の映像で見る限り大きな損傷がなく、被弾が原因で飛べなくなったかどうかは不明。米軍は機体をイラク側が活用するのを嫌い、ミサイル攻撃をかけて破壊した。

アパッチ編隊の苦戦は世界最強の攻撃ヘリもゲリラ的な攻撃には弱いことを示している。全天 候型の高性能レーダーと赤外線暗視装置で、敵の戦車などは容易に発見し攻撃できるが、小火器はキャッチできない。米メディアは「ハイテクがローテクに対応できなかった」と報じている。

また、イラク軍のように戦車などを民家近くに配備している場合、民間人の死傷を避けるため には猛攻をかけにくい。これらは首都攻防戦で米軍の難題となる要素であり、作戦の立て直しが必要との見方が出ている。

[毎日新聞3月25日] ( 2003-03-25-21:06 )


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